外はもう春。
今日もまいった。
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毎日まいってしまって、貧しく、地位低く、老いて死が近い感じである。
しかしながら、
1 貧不足羞。可羞是貧而無志。
貧は羞ずるに足らず。羞ずべきはこれ貧にして志無きなり。
貧しいことは恥ずべきことではない。恥じねばならないのは、貧しいのに向上心が無いことだ。
2 賤不足悪。可悪是賤而無能。
賤は悪(にく)むに足らず。悪むべきはこれ賤にして能無きなり。
地位が低いのはいやがるべきことではない。いやがらねばならないのは、地位が低い上に何の取柄も無いことだ。
3 老不足嘆。可嘆是老而虚生。
老は嘆くに足らず。嘆くべきはこれ老にして虚しく生くるなり。
老いは嘆くべきことではない。嘆かねばならないのは、老いて無意味に生きていることである。
4 死不足悲。可悲是死而無聞。
死は悲しむに足らず。悲しむべきはこれ死して聞こゆる無きなり。
死ぬのは悲しむべきことではない。悲しまねばならないのは、死んでも誰からも遺徳を評価されないことである。
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明・呂坤「呻吟語」第七七則。いわゆる「四不足」というものです。貧しく、地位低く、老いて死が近くても、意味のある生き方をしなければならぬのだ。(少し参考に?→「四可好」)
まいってきているので、明日・明後日は更新しません予定。