はやく逃げ出さないとニャ。
やっと一日終了。明日は朝早くからたいへんなことになるようですよ。
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たいへんなこと、といえば、天慶二年十二月のことじゃ。
于時、有一昌伎云者、八幡大菩薩使者。
時に、一昌伎有りて云うらくは、「われは八幡大菩薩が使者なり」と。
「昌伎」は「娼伎」の略と思われます。
その時、ひとりの遊女が（神がかりになって）言った。
「あたしは八幡大菩薩の使い女だよ」と。
続けて曰く、
「八幡大菩薩はかくのごとくおっしゃっている。
奉授朕位於蔭子○○○。
奉授す、朕が位を蔭子○○○へ。
お授けするぞ、わしの地位を貴人の子である○○○へ。
と」
こうしてたいへんなことが始まったのである・・・。
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さて、○○○には誰の名前が入るのかな？ 答えは、引用書名と合わせて明日報告いたちまーちゅ。