週末でちゅー!うれちー。今週はひどかったからなあ。え? いろいろし残してあるし、来週はもっと?
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はい。いろいろし残してまいりましたよ。
では、ありがたいお言葉。
事不可做尽、勢不可道尽、福不可享尽。
事は做(な)し尽くすべからず、勢は道(みち)びき尽くすべからず、福は享(う)け尽くすべからざるなり。
ものごとは最後までやり尽くしてしまわない方がよい。勢いがあってもあらゆるところまで浸透し尽くしてしまわない方がよい。しあわせは享受し尽くさない方がよい。
凡事不尽処、意味最長。
およそ事の尽くさざるところ、意味最も長ず。
なにごとも、「尽くし」てしまわずに残した所に、最も深い意義と味わいがあるものだ。
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これは宋の張無尽という人の言葉だそうです。
道光戊戌年(1838)に冊封使として沖縄に来た清の陳観酉が琉球王府関係者に請われて、このコトバを書き遺して行ったといい、それを東恩納博物館長等を務めた大嶺薫(1905〜1970)が収集していたそうで、それを今日ここで観てきた。さっき見たものをもうネタに使ってここに書きつけておく。「地産地消」です。
ということで、すべてをし尽くしてしまってはいけないのです。味わいを残しておかなければ。すべていい加減でいいんですわ(と思うんですわ)。
黄金を探す者はまことに多くの土を掘るが、発見するものはわずかである。 (ヘラクレイトス「断章」)
ので、そんなもの探さないことにしています。