久しぶりで飲み会無し。と思ったら帰り際から残業。昼もつらい。明日休みもらえなかった。八方塞がってまいりました。どうしたらいいのか。
そうだ、コドモになっちゃえ。
ぼ〜〜〜ん。もくもくもく・・・・
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おほほー、コドモになりまちたー。
それではコドモのお話をいたしましょう。
南北朝の東魏の時代、高歓という貴族がおりました。この高歓が自分のコドモを集めて、
使各治乱糸。
おのおの乱糸を治めしむ。
それぞれにもつれた糸を解きほぐさせた。
このコドモたちの中に高洋というコドモがおりまして、
独持刀斬之、曰、乱者必須斬。
ひとり刀を持ちてこれを斬り、曰く、「乱るる者は必ずこれを斬るべし」と。
彼だけはナイフを出してもつれた糸を切ってしまった。そして言うに、
「乱をなすような者は必ず斬ってしまわねばならないのでちゅ」
と。
おやじの高歓はこれを見まして、
此児識慮過吾。
この児、識慮吾に過ぎたり。
「この子のおつむはわし以上かも知れぬ」
と喜んだという。
うわーい、かちこいコドモだったのでちゅねー。
高洋は後、高歓の後を継いで相国に進み、さらに東魏の孝静帝(在位534〜550)を廃して自ら帝位に就いた。すなわち北斉の文宣帝(在位551〜559)である。その即位するや当初すこぶる政術に意を用いて内治まり、外には征伐ことごとく勝利した。しかし晩年には功業を自ら誇り、ほしいままに振る舞って淫楽と暴虐甚だしく、その終わりを得なかったという。
オロかな大人になってちまったらちい。
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「北斉書」巻四「文宣帝紀」より。「インラク」ってどんなことかちら。わからないから、いろいろ想像しながら寝ようっと。明日の朝までに世界がホロンでいまちゅように。