明日は会社。ぎぎぎ。
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しかも明日は早出なんで、今日はもう寝ます。
とりあえず何か言っておきます。よく使う言葉なので、すでに平成16〜17年ごろに一度ご紹介したかな?
○冬起欲遅、夏起欲早。春睡欲足、午睡欲少。
冬に起きるには遅からんことを欲し、夏に起きるには早からんことを欲す。春の睡りは足らんことを欲し、午(ひる)の睡りは少なからんことを欲す。
冬はゆっくりと寝床から出てきたいものじゃ。
夏は早めに寝床から出てきたいものじゃ。
春は寝すぎるぐらいにたっぷりと眠りたいのう。
昼寝のときはちょっと眠り足りないぐらいがいいのう。
おお。何となく「ものじゃ焼き」食べたくなってきた。
ということで、間もなく立冬ですから、そろそろ「起きるに遅からんことを欲し」てまいりました。午の眠りは物足りなくてもいい。だいたいのことはちょっと足りないぐらいで満足できるものだからである。
○万事皆易満足、惟読書終身無尽、人何不以知足之一念加之書。又云、読書如服薬、薬多力自行。
万事みな満足し易きに、読書のみ身を終うるまで尽くる無し、ひと、何ぞ足るを知るの一念を以てこれを書に加えざるや。また云う、読書服薬の如し、薬多ければ力自ずから行わる、と。
どんなことでも案外たやすく満足できるものであるが、読書だけは一生涯、もうこれ以上は要らぬ、と思うことがない、という。どうしてみなさんは、「足るを知る」という心を、書物の上にも持つようにしないのか。
別の言い方をすれば、読書というのは薬(漢方の、ですよ)を服用するのと同じだ、ともいえる。ある程度服薬を続けると、放っておいてもその効力が保持されるのである。
わしは「足るを知る」の一念を読書の上にも加えました、ので、最近ほんとに本が読めない。新聞も読まないし週刊誌も滅多に読まないのである。さらに、テレビも見ないし、ラジオも聴かないし、ほんとに精神的には隠棲済みなのじゃ。
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明・陳眉公編「小窗幽記」巻四より。
天皇陛下が気管支炎で御入院されたという。大した御病状ではないとの報道であるが、この國の歪みが御体調に影響を及ぼしたのでないか。わしごときは今日も一日楽しく暮らしてしまっていて、申し訳なく思う。