シーズン始まった。今日の結果一パツでウツ始まった。この数週間、ある種ハイだったから、その反動。途中どこかで立ち止まっておくべきだったんだなあ。
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五代・南唐国。
汀州に林氏という名族あり。
ある日、空から銭が降り始め、林家の庭に降り積もった。
主人は衣冠を正して庭に出、天を仰いで祈り、
非常之事、必将為禍。於此速止、林氏之福也。
非常の事、必ずやまさに禍いを為さん。ここにおいて速やかに止まれば、林氏の福なり。
ありえないことが起これば、いずれはわざわいともなりまする。この程度でおとどめくださるのが、我が林氏にとっての幸いでございます。
その声に応じるように銭の雨は止んだが、既に庭に積みあがった分を整理しただけでも巨万銭を数えた。
現代の宋の時代に入ってからも、林氏は州の名家として続いている。
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宋・徐鉉「稽神録」巻五より。きちんとしたひとは、やはりどこかしかるべきところで立ち止まっているのだろう。わしはだめだ。だめなのだ。