肝冷斎観タマ記B   表紙へ戻る  観タマ記Aへ戻る

本草にいう、

玉味甘。(玉、味は甘なり。)

と。
そんなもん食うなよな、と突っ込まずに、みなさんは、どんどんタマを見て、それを味わうといいのです。
歯も悪くなるし、体重は増えるし、なんがなんだかわからないけどいいことなんか何もないのです。

どうして野球なんか観にいってしまうんだろうとか悩むのです。


↑ひろしましみん球場。見えている選手はほとんどオリックスの選手だけど、外野右翼席はよく入っているです。

17年 7月 27日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1913到着)〜2056 神宮球場  
ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ
広島東洋カー 000 000 104 
ヤクルトスワ  010 003 000 
 主審:未詳、一塁:未詳、二塁:未詳、三塁:未詳

うひゃあ。S口さん、カープ勝ったよう。新井がどでかいことしたよう。横山もよかったよう。
などと喜びに浸りたくなりますが、そうも行きません。だいたい、六回裏の三失点はラロッカの失策がらみではないか。七回にもう一点ぐらいとれたのではないか(逆に八回表の無死一三塁は、野村の打球が一直で併殺になってしまったので得点になりませんでしたが、あれはしようがない、あれは「ついていない」というやつだからいいのですが)。とかいろいろ言いたくなってきました。でもそんなこと言ってたらカープファンだと思われちゃうから言わないのです。
ヤクルトは石井弘が誤算というか、こんなに悪い石井ははじめてみた。ああ、ほいほい。

特記事項
@なんとか焼きそば屋の目を逃れたので、今日は超てんこもりは食わずにすんだ。
A新井のホームランでいろいろ吹っ飛んでしまったのですが、その直前の前田の左前打が技術的にはすばらしかったのだと思われます。石井に追い込まれた後、つまりながらふらふらと持って行った。何をどうしたのか知らんが前田はえらく満足げだったし、石井がはじめて動揺していた(ように遠めでは見えた、だけです、すいません)。
Bレイボーンはタマも力あるし、制球もいい。カープはこのたぐいをつれてくるのは上手だけどなあ・・・。東出さんが遊撃を守っているのは久しぶりでみた。びくびくするが、二ゴロ併殺の刺殺・捕殺セットを見ただけなので、なんとも感想はないです。それより最終回山崎に代わっていたので、山崎の遊ゴロ捕殺プレーみて、やっぱり
守備だけはプロの選手のプレーは違うなあ、と思った。

17年 7月28日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1914到着)〜2108 神宮球場  
ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ
広島東洋カー 000 000 002  
ヤクルトスワ  000 022 11× 
 主審:未詳、一塁:未詳、二塁:未詳、三塁:未詳

今日は途中からS口さんとご一緒する栄に浴しましたが、・・・まあやっぱりこんなもんでしたね。カープの投手陣は、あんなにずるずると簡単に点をとられてはいかんですよね。全失点が二死からだし、六回の二点は二死二塁から九番石川の一ゴロ内野安打でピンチ広げて青木のツーベース、七回・八回はどちらも二死無走者からの失点ですもんよ。いやになるもんよ。
打線も12安打でこれではなあ。(ちなみにヤクルトは14安打。安打数でも負けているだけまだマシか。)

特記事項
・・・特にないというか・・・、あ、そうだ、今日も超てんこもりは食わなかったぞ。

17年 7月31日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1810到着)〜2101 大田スタジアム  
イースタンリーグ:ヤクルトスワローズ対千葉ロッテマリーンズ
千葉ロッテマ  000 001 010  
ヤクルトスワ  100 200 00× 
 主審:石山、一塁:敷田、三塁:萩原

暑い中歩いてスタジアムの内野席裏にやっとついた。午後六時五分ごろでした。そしたら、その時、内野席の方から、
「おかね、返してー!」
という小さなオンナの子の声が。
たくさんひとがいますから、犯罪とかではないよな、と思いました。また、声の主はおそらく小さなおんなのこですから、お金を貸してたひとにこんなところで会ったのでもないと思うのです。
ということは、
開始後わずか五分でそんな状態になっている試合なのでしょうか。
と心配してしまいました。
わたしは、イースタンやウエスタンがお金をとるのはおかしいと思うのですが、育成への協力としてならば払う、という考えでおります。そういう考えでおりますので、そのコドモに「頭に来ると思うけどがまんしてつかあさい」と説教せねばならないかと思ったのですが、そうではなくて、弟とかき氷を買いにきたおねえちゃんが、弟に預けたお金をここで返してちょうだい、ということを言ってただけのようでした。
犯罪行為でなくてよかったですね。たしかに、犯罪行為みたいな試合は、ときどきありますからね。

特記事項
@昼間暑かった分、ナイターきもちよかったです。試合は、六回のヤクルトの左翼手久保田の凡プレー(風に動かされた高い左飛をとれずにタイムリー二塁打にしてしまった)を除けば案外しまっていて、いい試合であった。
Aヤクルト福川が当たっていた模様。四回にタイムリー三塁打など3の2。パスボールはちょっと、だが・・・。
Bロッテでは四番パスクチが不調の模様。腐らずにがんばるとですたい。
Cヤクルトは本間がいい投球をしたのだが、そのあと松谷(ダメ)、杉本(よし)、宇野(よし)と、四人とも個性はそれぞれにあるのだが、個性も含めてみんな同じように見える。金太郎飴みたいな投手リレー。

17年 8月 2日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1930到着)〜2130 東京ドーム球場  
イースタンリーグ:読売ジャイアンツ対ヤクルトスワローズ
ヤクルトスワ  005 010 100   
読売ジャイア  000 051 000  
 主審:深谷、一塁:萩原、二塁:牧田、三塁:石山

今日はH女史に招待券をもらったので、無料で見るという栄誉に浴しました。う〜ん、イースタンなのに、ニホンはむの主催試合よりも入っているし、弁当の販売量も多い。不思議ですね。どこか以前でも言いましたが、ジャイアンふぁんの方、二軍やろうはけなしたり励ましたりしてやっていいのですが、キャーキャーいうのはやめましょう。ヘソだしオンナどもも二軍にまで出てくるな。くそ。

得点経過みてわかるように、試合の流れが五回でころっと変わった。しかし、七回の本郷タイムリーの一点でスワロが勝ちました。試合そのものは、野球っておもしろいよなあ、というようないい試合でしたよ。

特記事項
@ジャイ、後藤とか三浦とか斎藤とか、なにしてんだよお、といいたくなってくるです。一軍、たいへんらしいよ。早く助けに行ってこいよ。投手中村、捕手村田・・・、は、う〜ん、しかたないか・・・。
Aちなみに、今日は、この試合終了後、23時30分ごろまで、歩きながらラジオで広島東洋・読売ジャイアンツ戦(延長十一回:13−12)を聴いていたのでくたくたになったのです。まともに考えれば、五位と六位のあほあほゲームです。責任の多くは、阿部と石原という捕手にあると思います。どっちも
ばーか、ばーか、という感じです。

17年 8月 3日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1815(2030到着)〜2200 千葉マリンスタジアム  
千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス
楽天イーグ  220 000 002   
千葉ロッテ  300 505 10× 14
 主審:川口、一塁:秋村、二塁:山本、三塁:栄村

幕張の駅降りたらもう八時を大きく回っていたのですが、ロッテが前半にばか打ちしてたおかげで球場前の陸橋降りたあたりで五回裏の花火を見ることができました。ワカモノを中心に、花火目当てに陸橋上にたくさんひとが集まっております。かなりの質量の花火ですから、だんだん名物になってきつつあるようですね。そのほか今日は試合終了後(もう十時過ぎなのに)「これからマリンズ盆踊りを踊りましょう」という呼びかけもなされていました。もう「マリンズ、(集客に)必死だな」の感じですね。もちろんすごく賞賛のキモチで言っているのですが。
ゲームは、ついたころはもう楽天先発・岩隈もはるか前に降板しておられ、試合はほぼ決まっていました。それでも、そのあと両チームあわせると八得点も見れたのでおもしろいというか・・・。
えーと、ですね、プロ野球はペナントレースという「夢」の中にそれぞれの試合という「夢」が入って入れ子細工のようになっているので、楽天なんか順位決まっててもおもしろいモノ、なのですと思っているのですが、今日の試合は(昨日のマリンズ・イーグルス戦もそうですが)、
真夏の夜のナイトメアというか悪夢な感じでした。

特記事項
@マリンズは今江がどんどんビッグになってきているです。彼の応援は、なんか懐かしい気がする、と思ったのは、石井ひろろーの応援のコピーなんだな。
A山崎健もいい仕事しているです。楽天はまあしようがないなあ・・・。今日は岩隈のあと、河本、矢野、谷中。明日の予告先発・紀藤。やはり感じいるものがあるです。

↑まりすた(昼間)。

17年 8月 4日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1815(2010到着)〜2114 千葉マリンスタジアム  
千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス
楽天イーグ  000 101 001   
千葉ロッテ  000 041 03×  
 主審:栄村、一塁:中村、二塁:秋村、三塁:津川

さすがに今日は五回裏の花火には間に合わないだろうと思ったのですが、五回裏にロッテが粘ったので、また間に合いました。まるでワタクシメを待っていたかのように五回が終わって花火どんどこでした。試合は、またロッテさまがご勝利です。五回には今江のホームランとか小坂のスクイズとかの見ものもあったようですが、おいらが入ったあとのロッテさまの得点はサブローの二打席連続の五号(ソロ)、六号(3ラン)だったです。
今日は昨日に比べて風も無く、じめー、として、球場が少しかすんでいるようなジメジメムシムシ状態。羽蟻がたくさん寄ってきてキモチ悪かったです。やはり台風が迫ってきているからか、それともウワサされる東京大地震の予兆でしょうかあ。

特記事項
@セラフィニが完投。一方、イーグルスは到着時にはもう紀藤はおらず、五回途中から一場が投げていた(そのまま交代了)。「いいタマもある」というレベルの投球かなあ。サブロー以外は大体は抑えていたのですが・・・。
A九回表の山崎ボケしのホームランは、レフトポール際で飛距離はあまり出てないが、高く高く上がりました。来年は彼のホームランは見れるのでしょうか。絵についてはまた新しい試みをしてみたのだが、今日もダメかなあ・・・。

17年 8月 8日(月)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1815(2035到着)〜2050 千葉マリンスタジアム  
千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ
北海道ファイ  000 000 102   
千葉ロッテマ  020 000 11×  
 主審:中村、一塁:秋村、二塁:川口、三塁:柿木園

休暇をとった氏が観に行っているというので、おいらは衆議院の解散テレビ見てから職場から駆けつけました。今日はサラリーマンデーとかいうことで、サラリーマンは内野自由1500円だったそうなのですが、試合の展開がいつになく早く(渡辺俊介とハムのリーが調子よかったみたいで)、到着したら八回終了。七回終了後割引で内野自由1000円で入れてもらったので、サラリーマンデーの特権は利用できませんでした。九回表、渡辺俊介が一死一三塁を残して小林雅に交代。ハム稲葉が左越二塁打で一点差にしましたが、そこまで。
という試合でした。
試合はそんなものだったのですが、試合終了後、今江里崎渡辺俊介が正門前ステージで歌うのを聞いてから帰ってきました。千葉ロッテ集客必死。もはや集客乞食状態。

 

特記事項

@    さすがに15分間では特記というほどのことは・・・。薬物問題でどきどきしているので、試合終了後のステージで芸人さんの「今江選手が最近打率をあげた秘密を知っていますか?」発言にはどきりとしたが、登場曲を変えた、という答えだったのでほっとしました。芸人さんたちの名前を忘れてしまった。

A    今江と里崎がホームランらしいが、T氏の話だと、八回の一点(西岡三塁打、大塚犠飛)が見事だったとのこと。そりゃあんた、あれ食ってるからでは・・・。なお、ハム森本にもいいプレーがあったらすい。

17年 8月 9日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1905到着)〜2116 神宮球場  
ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ
広島東洋カー 010 001 100  
ヤクルトスワ  020 003 00× 
 主審:未詳、一塁:未詳、二塁:未詳、三塁:未詳

東北では、佐々木さまが、引退記念試合(?)したそうですが、今日はそんな注目カードではなく、神宮球場に地味に行ってまいりました。そして、かなりびっくりしました。予想の範囲内、と思わねばならないと思うのですが・・・。まあ、とりあえず両チームの得点経過を聞いてください。かなりすごいです。

2回表:カープ前田18号ソロホーマー
2回裏:スワロ、
3四死球の二死満塁から、投手のガトームソン、2点タイムリー。
6回表:カープ、ラロッカ15号
ソロホーマー
6回裏:スワロ、四球・安打の無死一三塁から、古田、中途半端に前進守備のラロッカの前に二ゴロ。ラロッカ、一塁ランナーを少し追いかけて、三塁ランナーをおびきだし?本塁送球。際どいタイミングも捕手石原ブロックできず、三走宮出ホームイン。記録はラロッカの
野手選択ミス。なお無死一二塁から八番土橋が送りバント(投手の打席の前の打者が送りバントというこのへんの攻撃の妙は、スワロ独特のもの。九番凡退で二死になっても一番に戻って青木だし)。一死二三塁でガトームソン、2−3から空振り三振、捕手石原が落球したので一塁へ全力疾走、石原はあわてて?三塁走者を確認せずに一塁送球、一塁はアウトになるも三走リグスホームインで二点目。さらにこのとき、一塁手栗原から石原への返球を後逸したので古田も三進。二死三塁。青木の遊ゴロ、東出、あろうことか下がって捕って、一塁に悪送球(遊撃エラー)で古田帰って三点目。
7回表:カープ、緒方15号
ソロホーマー

ということでした。
なんかびっくりしますよね。
スワローズ、しろうと相手に必死になるなよ。と思ったね。カープ10安打3ホーマーで三点。スワロは八安打。でも、こんな試合でも悔しいとかあまり思わないのですよ。ほんとにカープに関しては、愛着がわかなくなったというか、負けなければだめだ、と思うのです。こんな野球で勝ったらいかんのですよ。(ジャイには勝ってもいい。内野守備がジャイの方がいい、ということを除けば、カープ以下だから)
特にほかに感想なし。ホントは金返せの犯罪クラス試合ですが、ヤクルトファンは喜んだ。カープファンはカープがスキなだけで野球ファンじゃないから、こんな試合でもカワイイカープ選手が見れたからよかったでしょう。彼らにお金は返さなくていいよ。
おいらもラッキーチャンス9月の試合のチケット当たったから、お金返さなくていいや。

17年 8月10日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1802(1850到着)〜2051 神宮球場  
ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ
広島東洋カー 440 000 002  10
ヤクルトスワ  000 000 000   
 主審:未詳、一塁:未詳、二塁:未詳、三塁:未詳

二本の満塁ホームランとレイボーンの完封で、カープ快勝でした。昨日のスタメン東出、嶋(二人とも故障らしい)と入れ替えた山崎森笠がどちらも猛打賞。しかし、それでもまだなんかむしゃくしゃしてきてしまいました。横山がまた故障で離脱したらしいし、スタメンにやっと定着してきたと思った栗原はずして野村使うし、勝負はもう決まっているのに、足を引きずっているラロッカに代走出さないし、あー、ハラ立つ〜!
ヤクルトももう少し粘れよ〜!
とか、こんなことで怒ってる、というのは、やはり何かおかしいのですよね。更年期だなあ・・・。

特記事項
@ヤクルトゴンザレスがひどすぎた模様。模様というのは、わたしがついたのは二回の裏二死なので、二回までの二本の満塁ホームラン(前田19号、ラロッカ16号)を見てないので、推測によるものです。
A対して、カープ・レイボーンは制球もよく、大量得点差もあり、九回まで投げきった。強いゴロを握りなおしてセカンド封殺のみ、ゲッツーをとれなかったプレーがひとつあったとはいえ、遊撃山崎の軽快なプレーにずいぶん助けられてもいた。そりゃ宮本にはかなわないが、昨日のショートとは質が違う。


↑四月ごろのじんぐうきゅうじょう。たふまんの勇姿がはっきりと見える。

17年 8月11日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1734到着)〜2039 神宮球場  
ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ
広島東洋カー 000 100 000  
ヤクルトスワ  100 020 00×  
 主審:木内、一塁:上本、二塁:本田、三塁:佐々木

今日はまたまたS口さんと観察しました。S口さんは広島出身のカープファンですので、わたしとは少し意見の違うところもあるのですが、なかなか立派なカープファンです。わたしは最近カープファンではなくて「カープの勝敗などに強い興味を持つ野球ファン」にコロびそうになっているのですが、S口さんを見ておりますと、まだまだカープ(ファン)は捨てたもんじゃないな、と思いますが、カープ(球団)はもう捨てたもんのような気も・・・。
それにしてもすっきりした試合でした。一回、二回とカープ小山田が三安打づつ打たれながら一失点にしのぎきり、ヤクルト石川も二回の一死一二塁を無失点に抑えると、後は両チームともホームランの得点(ラロッカ17号ソロ、ラミレス23号2ラン)だけ。こういう試合になればヤクルトは大変得意だし、カープは大変苦手だから、カープが勝つはずありませんでした。
まあ、
三連戦の総得点数、カープ14点、ヤクルト8点で、ヤクルトの二勝一敗、で、おそらく「予定調和」ですね。おいらは怒らない、というか感情あまりないよ。

特記事項
@場内アナウンスによると神宮球場のホームラン賞は出前一丁セットとのこと。ということは、この三日で、ラロッカは三セット、前田は二セットの出前一丁を入手したことになる。(一セットの数量はわかりませんが)ラロッカは一生出前一丁には苦労しなくてすみそうですね。
A近くにいたおじさんが、なかなかツライことをおっしゃっていました。曰く「新井は空振りでもよい、まだ若いんだから」「投手が悪いから最下位になった」「過去のひとである緒方などを使うぐらいなら若手を使え」「昔の英雄は要らない。勝利がほしいのである」「フクイのようなポンコツをもらってくるな」など(少々意訳)。う〜ん・・・、去年までのチュウゴク新聞の煽り方を延長していくとこうなる感じもしますが、全部間違いだから、チュウゴク新聞の責任は重い・・・。しかし、ホント、カープ育ちの27〜28歳の選手はあまりにも野球に対して初々しい、というか素朴な野球をしますね。新井・嶋・森笠らが福井と同い年には見えない、というカンジはよくわかります・・・。

17年 8月12日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1908到着)〜2129 横浜スタジアム  
横浜ベイスターズ対ヤクルトスワローズ
ヤクルトスワ 031 020 000  
横浜ベイスタ 000 010 002  
 主審:谷、一塁:有隅、二塁:渡田、三塁:小林

今日も見に行ってしまうとは思いませんでしたが、ついつい行ってしまいました。スワローズはさらっと強いですね。
最初の方の三点にはベイのエラーが絡んでいる模様ですが、目撃してないので不明。ベイは五回裏は長打含む三安打だったのですが、走塁ミスというか、そういう感じで一点どまり。あとは川島に八回までかわされた。そういうエラーとかミスとかからむとヤクルトは俄然強くなってくるから、ベイスでは勝てないか。

特記事項
@見たホームランは、五回のラミレス24号2ラン、九回の村田20号2ラン。特に村田のはバックスクリーンぶちこみライナーでした。
Aホッシー系にほか、黒豚は春にもいたが、今やマクドナルドのドナルドもマスコットに加わっている。単なる化粧したおっさんにしか見えないので、わたしは悲しくなるので止めてほしい。

17年 8月17日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1930到着)〜2057 東京ドーム球場  
北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルス
東北楽天イーグル 000 000 001  
北海ハムファイタ  020 000 11×  
 主審:川口、一塁:山本、二塁:津川、三塁:秋村

実家からの帰りに、その足で東京ドームによりました。もう19時半だったので、730チケットで内野自由1000円、の判断もあったのですが、荷物が重いのでわざわざ○千五百円も出してB指定へ。
イーグルスの試合らしいあっさりした
「イーグルスの負け試合」でした。五回から入ったのでシンジョウが交代した後だったです。また、田中幸があと一点で1000打点達成らしいのですが、今日はチャンスに代打で内野ゴロ、で達成できませんでした。ハムの東京ドームの(今年)最終ゲームだから、ちょっと悔しかったでしょうね。選手は知らんけど、東京のファンはね。
岩隈は普通によかったのですが、打線が普通じゃないから、どうしようもないですね。

特記事項
@ヒーローインタビューで金村が「岩隈くんとのイケメン対決に勝てたのでうれしい」とか高橋信がタイムリーのときにナニを考えて打席に入ったかと考えて「何も考えてませーん」と答えたり、ハムの選手が「笑いをとる」方向に向かっているようです。似合わないのでやめたほうがいいと思う・・・。
A七回のセギノールのバックスクリーンへのホームラン、かこいい。でも、ホームランの美しさだけでいえば(勝負ついたあとの)九回の吉岡の左翼席へのやつが高い弾道のかっこいいやつでした。

17年 8月19日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1852到着)〜2103 東京ドーム球場  
読売ジャイアンツ対広島東洋カープ
広島東洋カー  010 000 000  
読売ジャイア  002 000 00×  
 主審:嶋田、一塁:有隅、二塁:真鍋、三塁:杉永

ほんま、しゃあないなあ。
という試合ですね。どちらの先発投手(広:ロマノ、ジャイ:工藤)も大してよくないと思うのですが(だって、お互い打率一割前後の八番打者にヒット打たれているのですもんよ)、どちらも粘りのない攻撃で淡々と試合が進んでいきました。まあ、カープは昨日までバカみたいな負け方を続けてて遠い広島から今日ついたばかりだから、お疲れでしょうから淡白でもしようがないよね。お客さんが見に来ている、ということを考えればもう少し工夫しても、と思うけど・・・。ジャイもこの打線では、なんとかしろ、という方がおかしいよなあ・・・。お客さんが来ている、ということを考えれば、もう少しやり方あるんじゃないの、とは思うのだが・・・。要するに客さえいなければ、どちらにも同情できるのですが・・・。

特記事項
@試合終了後、ちょっと酔っ払った若いお父さんがグランドにメガホン等の投げ入れ行為を行う。小さい子供(オンナ)が「お父さん、ナニしてるの」と止めようとすると、「うるさい」とそのコドモまで放り投げようとしてお母さんらしきひとに激しく叱られる、という面白いの見ました。この球場のレフトスタンドはいつもかなり殺伐としますが、今日はかなりモラル低下していたですね。スクワットするひとも春〜夏に比べると格段に減っているし。カープ、ファンも方向性を見失いつつある。
A栗原がいいみたいですね。二回のホームランは間に合わなかったが、あとの打席もいい当たりのアウトでした。まあ後の打者はどうしようもないカンジ。フランコの守備はやはり・・・・・・なんだけど、ボロを出してない、というのは精神的に余裕があるからでしょうか。

17年 8月20日(土)  表紙へ  topへ  
1800(1801到着)〜2120 岐阜県営長良川球場  
ウエスタンリーグ・中日ドラゴンズ対広島東洋カープ
広島東洋カー  100 030 001  
中日ドラゴン  400 220 00×  
 主審:不明、一塁:不明、二塁:不明、三塁:不明

ということで、ついに長良川球場に行ってまいりましたよー。
岐阜駅から遠かったー。一分遅刻しました。やはり
「日本一有名な地方球場」といわれるだけありますね。きれいな球場でした。なんとか生命の協賛試合だとかで、アンケートに答える、という形でその生命保険に個人情報を差し上げることで無料チケットをもらった(というかそれ以外には入場の方法がなかった)ということで無料で見れました。満塁ホームランのドラ中村公と四回出塁して三得点のカープ福地が印象的でありましたあ。(写真は後日アップ)
あと、カープの代打・吉田もいい感じになってきているです。打つだけ、だけど。


↑長良川県営、なのです。外野席は入れてもらえなかったので、誰もいません。捕手:白濱

17年 8月21日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ  
1229(1210到着)〜1500 ナゴヤ球場  
ウエスタンリーグ・中日ドラゴンズ対広島東洋カープ
広島東洋カー  100 000 000  
中日ドラゴン  101 000 10×  
 主審:飯塚、一塁:金子、二塁:良川、三塁:福家

今日はナゴヤ球場へ。おそろしいぐらい暑いかと思ったのですが、曇り空に強い向かい風のゲームで、にわか雨が心配なぐらい(終了間際に降ってきた)で、意外と快適でした。試合は・・・。試合の内容がどうこういうより、ドラの投手リレーを見てもらえば、今日見にいったひとは意味のある日曜日を過ごしたかな、ということがわかってもらえるかと思います。
中里(一回・自責1)→岡本(一回・無失点)→小笠原(五回・無失点)→平松(一回三分の一・被安打2・与四球1)→石川(三分の二・無失点)
でした。特に中里ですよ。上に上がれるのはいつになるかわからんけど、投げていました。カープは昨日も今日も二安打の比嘉がいいかんじであった(というか彼ぐらいか)。捕手白濱は育成途上だが、あとどれだけ盗塁を仕掛けられたら一人前になるのであろうか。

1800(1815到着)〜2051 東京ドーム球場  
読売ジャイアンツ対広島東洋カープ
広島東洋カー  010 001 000  
読売ジャイア  000 001 000  
 主審:真鍋、一塁:嶋田、二塁:笠原、三塁:有隅

で、名古屋からのぞみ号の自由席で東京へまいりまして、東京ドームへ。
ジャイアンツってこんなチームだっけ。おそろしく「打たない」ですね。T氏とご一緒していたのですが、どうもご苦労さまでした。

特記事項
@カープは新井のソロ二本で二点。こちらもラロッカがいないとはいえ、打たない。でもまだしも上原相手といういいわけはできるか。それにしてもつながりのない攻撃で、試合の流れをつかみそこねているので、他のチーム相手には・・・。新井のほかは先発投手レイボーンが評価さるべきであろう。
Aジャイの戦犯はたくさんいると思うのですが、六回一点とってなお一死一塁で三振ゲッツーの江藤さま、七回無死一三塁でセカンドフライの清水さま、九回新井の野選ミスでもらった無死一二塁にスリーバント失敗の原俊の三人がA級か。これだけ打てないので、きちんとした攻撃をしないと相手の投手になめられるばかりだよ。

17年 8月24日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1815(1940到着)〜2105 千葉マリンスタジアム  
千葉ロッテマリーンズ対ソフトバンクホークス
ソフトバンクホ  001 000 100   
千葉ロッテマ   100 000 000  
 主審:中村、一塁:佐藤、二塁:東、三塁:秋村

引き締まったいいゲームでした。ああ、やっぱりこういうの見ると嬉しくなるなー。9回2失点の渡辺俊介もよかったけど、完投で14連勝斉藤和がすごい感じでよかったのでした。マリンも八回無死一二塁、九回一死一二塁と攻めたのですが、斉藤は粘っこい。

特記事項
@結局決勝点は七回のズレータの37号、中堅越本塁打でした。
Aマリンズの選手、軒並み打率がこの間見た今月はじめに比べると軒並み打率が一分〜二分下がっている印象が。夏場だからしかたない、という気もしますが、やはり薬物・・・の記事の影響もあるのか。ああいうの書かれて気にならないキモチの強い選手はいるかも知れないけど、
「おお、おれらが取り上げられているのか、ようし、励みになるぞ」と思うような選手いるはずない(ベイの佐伯ぐらいしか思いつかん)。週刊朝日はどういう目的意識であんな報道しているのかね。
Bマリンズ側の戦犯は、やはり八回裏、粘りに粘って2四球で作った無死一二塁で、バントして捕前ゴロで2−5−3の併殺を食らった小坂でしょうね。無死一塁で、タマを握りなおして西岡に盗塁を許した的場が、落ち着いて捌きやがりました。こんなのをこれまで控えに置いておけたんだから、数年後?開催の極東リーグの優勝候補の座は揺ぎ無いですね。
け。でかい顔しやがって・・・。
Cまったくの私事で恐縮なのですが、今日は広島でカープ大島が初勝利、なのです。こういう選手が出てくるのが、カープの魅力なのだ。が、構造的にずっと五位以下。閉塞しているのです。絶望なのです。不満なのです。ぶうぶう。

17年 8月26日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1914到着)〜2046 東京ドーム球場  
第76回都市対抗野球大会第一回戦 東京都(NTT東日本)対広島市(三菱重工広島)
NTT東日本  213 001 3  10
三菱重広島  000 000 0   
 主審:千田、一塁:浅見、二塁:大倉、三塁:永山

東京都文京区に下宿がありますので、東京ドームがそう遠くないので、毎年一回は都市対抗を観に行くことにしています。というノルマがあるので、今日は夕方の一試合だけになりますけど観に行ってきました。わたしの空き時間の関係でこの試合(第五日第三試合)になってしまったのであって、広島市代表を見ようとしたのではありませんよ。おいらはカープファンだけど広島市に別に地縁も血縁もないし、カープの面倒を見てもらっている、というぐらいしか恩義に感じていることもありませんのでね。
ということで、上記のような一方的なゲームでした。金属バットじゃないからアタマにキンキン響かないので、社会人も「観戦しやすくなった」感じがします。応援が「うるさい」のはしようがない。
かぶりつきで見れば別の価値もあるのでしょうけど、外野席だしな・・・。で、いつまでやるんだろう、この試合は、と思ってたら七回コールドで九時前で終わってくれましたので、今日はまたサウナに寄って冷水を堪能して帰ってきたよ。

17年 8月27日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1355到着)〜1623 横須賀スタジアム(追浜)  
イースタンリーグ・湘南シーレックス対ヤクルトスワローズ
ヤクルトスワ  031 120 012  10
湘南シーレッ  320 000 001  
 主審:小林、一塁:木内、三塁:名幸

暑かったのです。
そのゆえもあるのでしょう、気の抜けたような失策も多く(シーレックスの方)、ぼこぼこの試合になった。ファームだと思って見てれば案外面白かったですが。そういえば、三回表、ヤクルト、一点とって無死二三塁から、ぷぷぷ、のトリプルプレー観ました。度会右邪飛で、三塁ランナー梶本がタッチアップして少し様子見気味に離塁、数歩出て立ち止まったのですが、二塁ランナー田中浩がそれを見て突然スタートし、梶本が戻りようがなくなって三本間三塁寄りでタッチアウト。田中浩がその梶本に塁を「返そう」として二塁側に離塁してタッチされてトリプルプレー成立です。スワロの選手も気が抜けてたのだ。
北半球のあちこちでは、この炎天下でバカみたいにいろんなところで野球してるんだろうなあ。そう思うとなんだか地球という星が懐かしくなってくるよ。
シーレの先発が那須野で、一瞬「ただの」と聞こえてしまってどきどきしましたが、多数の四球を出しまくっていたこともあり、ネット裏の観客からは「いいから契約金を球団に返せ」「その金でおれたちの入場料(千円)を返却しろ」とのキタナい野次が。
とりあえず暑かったので、今日はこんなところで。レックさまの写真を撮ってきました。


300円のプログラムを買わせんとなされるレックさま。レックさまにはキモチ悪いとか下品とかいろいろ悪口もありますが、彼の「ニギニギダンス」には強いインパクトを与えるです。うそ。そんなたいしたものではないが、オモシロいのです。

17年 8月29日(月)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1850到着)〜2057 東京ドーム球場  
第76回都市対抗野球大会第二回戦 鹿島市(住友金属鹿島)対京都市(日本新薬)
住金鹿島  100 003 210 
日本新薬  000 000 000  
 主審:杉本、一塁:森本、二塁:田熊、三塁:千田

また都市対抗を見に行ってしまいました。
都市対抗は、ある程度とろとろしているのでいろいろと考える時間ができます。時間ができて考えはじめますとウツウツしはじめるタイプなので、あまり健康的によろしくないのです。今日もなんか恨めしい思いになってきまして、外野席で「しねしね団の歌」を歌ったりしていました。「黄色いニッポンころしちゃえ〜」のところを自分の名前に変えたり、うらみのひとの名前に変えたり・・・そんな不健康なことをしているオトナがいるわけないので、わたしもしていないのです。ほんとです。土曜日に電車の中で歌っていたということもないのです。ホントなのです・・・。
たとえばこんなことを考えます。あくまでもたとえば、なのですが、
@内野で見ているひとたちの中には、企業組織への愛があったり、ニンゲン関係を大事にしてきているひともいるのだろうなあ、おれはそんなことはできないなあ、
A今日みにきているひとたちは「野球がスキ」なひともいるのだろうなあ、プロの試合を見に来ているひとたちは「野球がスキ」なのではなくて、何かに取り憑かれる、あるいは、依存している、というべきひとたちであって、かわいそうなひとたちなのだ、
Bチアリーダーのオンナのひとたちは体育会出身だからさっぱりした性格で、組織に対して献身的な上にスタイルもいいし、なんでもおできになる方々なのだろうなあ、
とか、理性ではそうではないとわかっているのですが(体育会のひとはネチネチしているのが普通だし)、ウツウツの感情は何でもマイナスというか他者をプラス化しまして考えてしまうのです。
試合的には、五回表、鹿島、一死一塁で、ダブルプレー確実系のサードゴロをサードがポロロンとしまして一死一二塁にしてしまって、直後のスリーランでほぼ流れがはっきりしたのでした。京都のサードはつらいとこですね。楠本さんというのか・・・。でもスポーツマンだからさっぱりしてて、みんなでもう次の目標に向かって進んでいるんだろうなあ・・・。(理性では「大人がそんなことあるかよ」とわかるのですが、なにしろウツウツなので・・・)  

17年 8月30日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1750到着)〜2124(中断:1920〜2004) 平塚球場  
横浜ベイスターズ対広島東洋カープ
広島東洋カ  300 000 100 
横浜ベイス  000 100 010  
 主審:本田、一塁:渡田、二塁:敷田、三塁:西本

←平塚八幡宮。相模湾で起こる地震(なゐ)を押えるために勧請されたという。

試合開始前から雨が降り始め、どこまで持つのかと思いました。
地方球場のゲームということで、年間指定でおエラ方が抑えている分がないはずだから、と思いまして、土曜日の横須賀スタジアムで奮発して今日のネット裏の前売りを買っていたのです。ほんとに打者の真後ろのテレビカメラの真後ろというステキな席でした。これは試合が成立してくれないと悲しいです。

←球場正面入り口。
初回、ベイス土肥の立ち上がりを攻めて、新井の犠飛と前田の2ランでカープが先制。
雨は蕭々と降っていた。
その裏、ベイスも大竹の立ち上がりを攻めてヒットと四球とワイルドピッチで二死二三塁にしますが多村三振で零点。雨は蕭々と降っていた。
二回、三回、と、雨を気にして?なんとなく本田主審のストライクゾーンが広がったような?感じがしました。あくまでも感じ。この間も雨は蕭々と降っていた。
四回裏、ベイス佐伯二塁打、またワイルドピッチがあって三進した後、種田がセカンド後ろに打ち上げた。カープのセカンド・フランコはうろうろと追いかけて、結局追いつけず、これがヒットになりましてベイスが一点を返しました。ちなみに種田選手、これが通算1000本安打。おめでとうございます。花束贈呈。両サイドから大拍手。雨はまだまだ蕭々と降っていた。
←これは五回表の開始のころ。

五回表、二死から山崎が安打。が打席に入った・・・ところで、本田主審がタイムのコール。「どうした?」と思ったら、外野の方から、激しい雨がやってまいりました。あっという間に内野まで、イヌとネコが降ってくるような土砂降りが来ます。選手も審判も逃げるようにベンチへ。わたしどももスタンド裏に逃げました。19時20分です。外野の芝生席の方々は逃げようがないからタイヘンだったでしょうね。
さすがにこれはダメかな、というような雨でした。ヒマだから天ぷらうどんを食ってしまいました。
雨は轟々と降っていた。

しかし、雨は通り過ぎまして、35分ごろにはグランド整備が始まります。
整備員たくさんいて、あっちへ行ったりこっちへ行ったりして整備していて、手際もあまりよくなくて、オモシロかったです。

←働く整備員のみなさん。

なんとか整備も終わりました。雨は上がりました。ああ、夕方までは蝉の声がした。それから雨になった。雨が上がったら、今は夜空の下、秋の虫たちが鳴いている。
いよいよ整備終了。選手がグランドに散ります。なんかアナウンスがあって、おそらく五回裏のつもりで用意していたのであろう
花火が、ライトスタンド後方の闇の中から揚がり始めました。20時ちょっと前。なんとなくとろろんとした間合いの花火です。観客は「おお」とか「ああ」とか感嘆の声をあげます。なんだか「郷土」という言葉がまだ生きているみたいな気がして、なんだか涙ぐんでしまいました。
そこまではよかったのですが、風向きに問題があったのでしょうか、花火の煙が内外野に充満しまして、
なおしばらく試合が再開できず。大笑いです。でも、ムシはりんりんと鳴いていた。

←煙充満中。特にライト側。
試合再開後、中前打で二死二三塁となりますが、新井二ゴロでチェンジ。
五回裏は併殺もあって三人で攻撃終了。とうとう試合が成立しました。
種田選手、今度こそおめでとうございますムシはりんりんと鳴いている。
七回表、緒方ソロホームラン。

←これは七回表。またまたたくさんの整備員のみなさん。
八回裏、小池のこの日3本目のヒットがタイムリーになってベイス再び二点差に。
九回表、カープ、栗原右前打で無死一塁。代打福井、投前バントするも栗原二封で一死一塁。今度は、投前バントするも1−6−4でダブルプレー。
なにやってんだ、で大笑いです。
九回裏、さすがに流れがベイスに来たか、カープベイルから二連打で一死一二塁。ここで代打・内川、だったのですが、遊ゴロで6−4−3併殺で試合終了。直後、すごい数の警備員がグランドに飛び出して警備しておりました。
基本的に観客は少なかったのですが
5000人だったそうです)、整備員や警備員や売店のおばちゃんなどは多く、また平塚市の後援もあったみたいで花火も出てきたりして、いい感じの試合でした。こういう感じで根付けば、メジャーみたいなのを追いかける上層部球団とは、また別の世界ができるのかな。ベルマーレ平塚がやっているような地域性のある野球チームが、ニホン中でできるのかな。それはそれでいいなあ、と思いながら駅へ歩きました。もう雨は降ってこないのだけど、なおも虫はりんりんと鳴いていた。

17年 8月31日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1920到着)〜2103 横浜スタジアム  
横浜ベイスターズ対広島東洋カープ
広島東洋カ  000 220 000  
横浜ベイス  532 100 00×  11
 主審:吉本、一塁:西本、二塁:渡田、三塁:敷田

野球選手は毎日毎日タイヘンですね。昨日は雨と煙の中で野球しないといけないし、今日はこんな試合しないといけないし・・・。
ハマスタ到着(1920)は四回の表の二死、既に10対2でした。そのあとはあまり試合動いてないのですが、ベイスの多村、カープの新井のホームランを見たので、まあよしとするか。この二人のホームランは、基本的に似ていると思いますよ。ああ。ほいほい。
しうまい弁当もうまかったでございますよ。どうもでした・・・。
と思っていたら、最終回、最近登板機会の無かったクルーンを出してくれまして、森笠への二球め、
160キロが出ました。球場内の人民どもにどよめきが起こったです。とはいえ9800人ぐらいだそうですが・・・。
石井ブタロー選手、お二人めのお子さんが生まれたそうで、ヒーローインタブウでエラく照れてました。さすがに残っていたカープファンも拍手しておりました。一方、明日先発予定のカープのロマノ投手は、今日急遽帰国だそうです。ハリケーンで自宅がヤラれたとか・・・。われわれが心配してもしようがないのですが・・・。

17年 9月 1日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1915到着)〜2056 横浜スタジアム  
横浜ベイスターズ対広島東洋カープ
広島東洋カ  003 000 004  
横浜ベイス  000 100 000   
 主審:敷田、一塁:本田、二塁:西本、三塁:渡田

到着したのは四回表の終わったところでした。そこまで、カープは9安打だったようです(三回表の3点は一応タイムリーによるものらしいが)。その裏、ベイスは単打二本に暴投がらみで一点を返し、そこからはカープの先発デイビー、ベイスのリリーフ陣がそれぞれがんばって膠着。
わたしはこのまま3対1で勝ってみろ、と思ってたのですが、九回表、三連投の吉川さんがつかまりまして、緒方末永に二本の2ランを放り込まれまして、試合が決定しました。
9回裏はベイルが三者連続三振で調子に乗っていたよ。

ホームランはスキなのですが、ホームランを打たないと勝てない、というか勝つときはホームランを打つ、というのももういい加減にしてほしいというかなんというか・・・。
今日は9500人だそうです。この立地条件で1万人行かないというのはどういうこっちゃ・・・。佐伯が去年の更改のときに球団に意見してたとおり、少し入場料が高すぎるんだと思うよ。内野指定がガラガラなので、もう少しあそこでゴロゴロできるような値段にしてくれれば、カープ関連以外のカードも観にくるんだけど・・・。
そういや、昨日・今日とスラィリーが来ていたね。セントラルも昨日・今日のハマスタみたいに、七回表に相手チームの応援歌を流すようにすればとてもいいと思います。特に広島市民球場。はんちんのファンにはもういろんな意味で敵わないんだし。

17年 9月 3日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1304到着)〜1540 鎌ヶ谷スタジアム  
イースタンリーグ:北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ
千葉ロッテマリ  001 201 000  
鎌ヶ谷ファイタ  102 000 20×   
 主審:橋本、一塁:鈴木、三塁:山路

暑かった〜のです〜。
なんかもう暑くてカキ氷二つ、モナ王などもしゃもしゃ食っていたので、いろんなことを忘れつつあるのですが、スコアシートを確認しますと、ロッテ竹原大松、ハム島田古城にホームランが出てますね。いわれてみれば、どういう弾道だったか思い出してきたが・・・。
ホームラン出るとネット裏の係のひとが携帯電話の少し大きめので、「ライト側、○○の看板と階段の間」とか指示してボールを回収させてました。場外に飛び出した竹原のホームラン玉も探しに行かせていて、駐車場のあたりにいた子供が拾ったんじゃないかという結論に達してて、そのコドモをどうやって特定するか、とか相談してました。すごい厳しいですね。まあ、この球場でお金とか使うのはあまり苦にならないのです。ここで払った入場券1000円が、ハムの選手のメシ代の一部になるのだろう、と思うと我慢できます。ので、ボールにケチなのもいいことです・・・。
写真とってきたのです。一部消えてしまっていましたが。

←こんな球場。

←内野側から見る。

←一塁側(ビジター側)内野席。ロッテファソいる。ハムファソ側も撮ったが容量不足で消えた模様。

←ハム、勇翔寮。「優勝」をかけているらしいが・・・。

17年 9月 8日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1850到着)〜2112 神宮球場  
ヤクルトスワローズ対読売ジャイアンツ
読売ジャイアン  303 020 000  
ヤクルトスワロ  201 000 010  
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳

いいんですけどね。でも、どうしても、ニオが活躍して、いい顔したことだけは許せねえ。猛打賞とか三回の3ランとかね。くそ。いい気になりやがって。野村も緒方も前田もコワれていたころに、ドラフト前日に突然おれたちを裏切ったことは一生忘れないトラウマなのです。ルール守っているからいいじゃん、とか言うひとがいるので余計頭にくるのです。おいらはニオがジャイに居てはダメだ、といっているのではない。ニオが憎いと言っているだけなのです。よく言うのですが、自分を突然ポイ捨てしたオンナが、俺よりもずっと条件のいいかっこいいやつと引っ付いたとして、「あの女アタマいいな」というのはそれでいいのですが、だから俺がその女を憎んではならない、と誰が言えるのか。ということなのです。普段にたにたしているわたしですが、ニオと江豚は許さん。本気で。江豚も出てきたが凡退だったので、これはいい気味でした。ぶははー。考えてみると先発勝利の西村も同じようなもんだけどな。まあ、別にスキだったオンナ、ではないのでいいのです。
今のジャイ、いい感じのチームだと思うのですが、ニオがいる限りは憎しみの対象となる。

ちなみに、一塁側指定B(普段外野自由でジャイアンツ戦だけ指定になるところ)で見ていたのですが、近くに若いオンナの方々集団(ジャイ・スワロファンの混成の模様)がいたです。相変わらずこの球場のライト側の女性ファンは野球をよく見ているひとが多いので、いいことたくさん言ってました。佐藤賢が出てくると「まさる、ほんとの野球選手だよ、顔ワルイもん」とか「え?山部まだいるの、あ、いないか」とかいろいろ面白かったです。土橋のファンの方もいたです。清水のファンの方もいたです。ジャイの方のブルペンで前田らしき投手が投球練習をはじめたとき、「ちょーかっこいいやっべはなぢでる」と言ってたのも印象深かった。呪文を唱えているのかと思ったです。でも、極めつけはコレ。
「ニオ、やっぱキモいよね、何サマだと思ってんだよ。ニシの方がずっと一生懸命やってるよ」

スタンドはほんとに入ってないです。一万少し、という公表になるのかなあ、というぐらい。絶対一万切っていると思う。でも、はんちんファソが明日売り出しの10月のヤクルト・阪神戦の切符買うために徹夜モードでいたけど(よその試合中にそんなことするなよ)、勝ち馬乗りモードのはんちんファソに比べると、この時期来ているジャイファソは評価すべきかな、と思うのですが、七回に本拠地で禁じられている風船上げるもんなあ。やっぱりこのへんがジャイファソの限界か。

17年 9月13日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1820(1854到着)〜2115 神宮球場  
ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ
広島東洋カ   000 320 000  
ヤクルトスワ  000 000 001  
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳

なんとなくもわ〜と暑い夜です。世の中は秋となり、そろそろ温帯化してきたので、いつまでも亜熱帯じゃないのでマジメにシゴトもしないといけないのですが、仕事をしている同僚の方々の目を盗むように出かけ(見つかっていると思われるが)てまいりました。
みなさんには悪いけど、おいらは、マジメに働いて自己実現したり家族を養ったりすることが目的でなくて、こっちが人生の目的なのでしかたないのです。

カープ大竹の好投(なのだろうと思うのですが)でヤクルトに点が入らないうちに、カープが四回に前田30号2ラン、新井39号ソロ、五回に二死から作ったチャンスにヤクルト初先発(だと思うのですが)松岡のワイルドピッチがからんでの2点タイムリーで追加点、大竹は完封でもするかなあと思ったのですが、とにかくタマ数が多くて、八回途中でへばり気味で交代しました。
今年、おいらは新井の馬鹿ホームランを20本以上見ていると思うのですが、今日のはその中でもバカさ加減トップクラスの、ぼかん、と打ってセンターバックスクリーン横へのでかいホームランで、なんだか笑いがこみあげてくるようなホームランでした。

九回、古田がベイルからタイムリー二塁打打ったりしてヤクルトは盛り上げた。明日につながるでしょう。
一方、カープも珍しいぐらいのさわやかな快勝で、選手はにこにこしていました。山本監督、三村コーチらの辞任表明もあってか、ものすごくうれしそうでした。いや、単に、そういう日の試合で勝てたから、少しでも恩返しができた、ということで喜んでいたのでしょう、という意味ですが。
監督が交代していい方に向かうなら、それは今みたいな仲間内野球みたいな野球では無くなるということだろうと思うので、選手たちにとっては大変な状況になる、ということだろうと思うのです。監督代わってもっと仲間内温室野球になる、ということもあるかも知れませんが・・・。

17年 9月14日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1820(1906到着)〜2127 神宮球場  
ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ
広島東洋カ   100 000 001  
ヤクルトスワ  200 202 02×  
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳

今日は内野指定席でFH氏と観戦。(なぜ二人で指定席にいったか、というとこちら参照
カープは被内野安打、多いですね〜。統計とってみたら他球団との差は歴然だろうな。今日は内野安打だけでなく、もう少し守備範囲が広ければ、というようなゴロで間を抜けていくヒットもあって、暗澹たるキモチになりました。
でもヤクルトさんは、(さすがにいつもビジター客の方が多い球場だからか)最終回、大差の状況で「抑えのエース」石井が出てきて、相手の人気選手(新井のこと、ぷぷ)に40号ホームランを打たせたというか打たれたので、明日もカープファンはほいほいと来るのでしょう。
そういえば、どこかでSGさんも観戦していたはずと聞き及びますが、明日はどうされますか。
あれ? そういえば、・・・昨日は五点差でカープの「抑えのエース」ベイルが出てきて、代打古田にタイムリーを打たれていたぞ。・・・共存関係?

今日はわたしどもの席の右後ろの方に外人さんの一団がいました。そのうちの何人かは英語の「日本プロ野球選手名鑑」(だと思う)をひっくり返しながら熱心にスコアブックをつけていました。九回に新井がホームランを打ったときに何か叫んでいるひとがいたのでカープファンなのか?でも楽天の帽子かぶっているひともいたし、エンジェルスやカージナルスのユニ着てたし、野村謙二郎が代打で出てきたときには、わざわざジョーというひと(酔っ払っていたひとのことだと思う)に「ケンジロー、ケンジロー」と教えていましたから、少なくともジョーさんは野村のファンらしい。日本語のスポーツ新聞開いているひともいたし、一体ナニモノなのでしょう。メジャーのスカウトか、と一瞬だけ思ったけど、あのノリはまったく違うですね。ジャパニーズベースボールツアーの客でしょうか。
会話でもしてみればいいわけですが、英語で話しかける、などということは能力的にできません。でも気になるので、側を通り過ぎたときに横目で外人さんのスコアブックを覗いてみました。さすがに構造は同じみたいですね。なんだかわれわれのよりもアルファベットがたくさん書いてあったような気がしたけど、どうでしょうか。二色で使い分けしているところなどが何となく仲間意識が沸きました。
まあ、わたしが漢数字で書くところをうちの愚弟などは括弧付きのアラビア数字で書くから、外人でもほとんど変わらないのでしょうね。韓国や台湾でもほとんど変わらないのかな。
ところで愚弟、というのは、「おろかな弟」なのか、「おろか者(であるわたし)の弟」なのか。どっちなのでしょうか。

17年 9月15日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1820(1930到着)〜2041 神宮球場  
ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ
広島東洋カ   000 000 000  
ヤクルトスワ  000 010 00×  
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳

広島・黒田、ヤクルト・石川の投げあいで、得点は五回ウラ、城石スクイズの一点だけ。カープバッテリーは執拗に牽制していたところを見るとある程度感づいてたみたいなのですが、少し詰めが甘かった、ということか。あるいは無死一三塁だから一点はしかたないのつもり(内野の守備体型はまさにそうだったけど)でスクイズさせたのか・・・。そんなことないよな・・・。八回表二死一塁でそのまま黒田を打席に立たせたり、九回先頭緒方安打のあと代走を出さなかったり、ベンチワークもよくわからん。「おほほほー、もう考えるの止めまちたー」ということでしょうか。
うう、寒い寒いという秋の夜の試合でありました。
好投手同士の投げあいなので、こういう展開はそれはそれでいいのですが、スワローズ四安打はいいとして、カープの七安打零点はなんだかもう芸術の域に入ってきたか。安打が出るけど点がとれない、というだけでなく、安打が出ない回の淡白さは特筆すべきものがあった。
野村謙二郎さんとももうお別れの秋なのです。

17年 9月17日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1400(1355到着)〜1703 広島市民球場  
広島東洋カープ対中日ドラゴンズ
中日ドラゴン   010 000 100  
広島東洋カ    000 004 00×  
 主審:井野?、一塁:佐々木?、二塁:西本?、三塁:不詳

試合前、切符を買おうとうろうろしていたら、突然おねえさん(といってもわたしから見て。お年のころは片山さつき代議士ぐらいか)に声をかけられ、年間指定席を譲られました。このタイプのダフ屋の方はいますけど別に損しそうな席でもないのでいただくことにし、値段の交渉をしようとしたら
「用事ができて観られなくなったのである、無駄にするよりはせめて広島ファンがたくさん入っていることをドラゴどもに見せ付けてほしいのでお譲りするので、カネは受け取らん」(意訳。もっときゃんきゃんしゃべってたので逐語訳は不可能)
とおっしゃってわたしが「へへー」とアタマを下げております間にいなくなってしまわれました。なんとなくありがたいことです。
ただし、わたしが一応広島まで野球を観にくるのは、東京に住んでいるといつもビジターでしか観戦しなくなってしまうので、少しでも球団に貢献したいです、というキモチからでありますので、浮いたお金はまず球場内のラーメンと氷代と風船代に充当し、余った分は
新球場樽募金にぶちこんでまいりました。

今日は野球イヌ・ミッキーくんの最後の試合ということで、一度見てみたかったのが見れたのでそれはうれしかったです。ジャイのやる企画はなんでもかんでもアタマに来ますが、市民球場とかの企画は少し外しててもなんとなくうれしいのですから、この野球イヌ企画は変な気もするけど全国的には当たりの感じなので、うれしいです。広島の子供は、ミッキーくんに
「ぼくにもボールくださーい」
と物欲の塊のようなこと叫んでいましたが、それさえも「自己主張できてよろしい」というキモチになれまして、ほかほかとなりました。普段はカープにぶうすか言ってしまうわたしですが、市民球場に来ると、やはりそこはかとなく普通にカープ好きなカンジになってまいりますね。
しかし、試合中は、ほかほか、というより、暑かったです。東京も今日は暑かったのでしょうか。

←一応中央部に小さくイヌいるです。

試合自体は、「ドラどうしたのだ?」というような淡白なドラの攻撃で淡々と終わりました。(八九回は永川、ベイルを攻めてチャンスは作ったのですが・・・今日はタニシゲ砲も炸裂しなかったし・・・)
カープの方は六回に四点、二死からの新井タイムリー、栗原押し出し四球、キムタコ2点タイムリー、で、ホームラン無しの上、森笠の(暴走寸前の)活気のある走塁もあり、なので、カープもどうしてしまったのか、と思ったです。でもお決まりの犠打失敗はあったので、ほっとした。
晩はお好み焼き食った。今はハラが少し苦しくてぶうぶうしています。幸せなカンジです。

←外野右翼だけは埋まっているのですが、内野は野村引退会見の翌日で、昼間で、イヌの日でもこんな程度か・・・。

←ついでにスタンドからドーム撮ってみる。コレを撮ると何度撮っても何か失敗しているです。これも下に手すりが入ってしまった。

17年 9月18日(日)  表紙へ  topへ  
1330(1315到着)〜1713 広島市民球場  
広島東洋カープ対中日ドラゴンズ
中日ドラゴン   011 400 011   
広島東洋カ    004 010 50×  10
 主審:森、一塁:杉永、二塁:佐々木、三塁:本田

広島売りのスポーツ新聞を開いたら、ミッキーくんが引退を撤回したとのこと。それで、昨日、一部で報じられていた「球場一周」をしなかったのか、と納得しました。
今日の試合は、暑かったのは昨日と同じですが、ドラゴに
カープ病が伝染ったみたいなことになってしまいました。両チームあわせて七ホーマー(ドラゴ4、カープ3)はまだしも、四失策(ドラゴ2、カープ2)、野手選択ミス1(ドラゴ1)はまずかったです。ドラゴはここでこのチームに二連敗、それも負け方悪いから、マズいですね。もうはんちんで決まりだね。

一応試合追っかけると、カープはが初回にピッチャー殺しをしまして、投手強襲でドラゴ先発の小笠原を負傷退場させますが、この一死一三塁のチャンスを急遽登板の石井に押さえこまれました。いつものカープでよくない感じだったのですが、三回にまたまたが二死からピッチャー殺しの強襲安打で、石井は負傷はしなったようですが、ここから満塁にされ、栗原にグランドスラムをぶちこまれたです。
しかしながらカープ先発の長谷川(3回3分の1・被安打4、
与四球6)があんまりひどく、そのあとの佐竹福留に23号3ラン放り込まれたりひどかったのですが、五回から復帰初登板の横山(2回)、佐々岡(1回)が流れを止めて、その間に新井のホームラン(及び荒木などの失策)などで逆転して、八回永川、九回ベイルがそれぞれタニシゲ福留(24号)にソロを放り込まれながらも点差がついていたのでカープが勝ちました。
新井は41号だそうです。いかにノーマーク状態だから、とはいえ、今年はすごい数を打ったです。でも今日の失策は二個目がいただけない。

←外野の満席状態と内野の状態を比較してみたものですたい。

←市民球場敷地内にひっそり?とたたずむ優勝記念碑。左は三回の日本一を、右のが六回のリーグ優勝を記念しているです。この球場で優勝することはもうなさそう・・・なのか。

17年 9月19日(月)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1230(1315到着)〜1513 由宇球場(カープ練習場)  
ウエスタンリーグ:広島東洋カープ対中日ドラゴンズ
中日ドラゴン   000 100 000   
広島東洋カ    000 610 30×  10
 主審:不詳、一塁:不詳、三塁:不詳

あんまり遠いので少し遅れましたが、ついにユメの由宇球場に行ってまいりました。一部人士の間では「東の鎌ヶ谷、西の由宇」とまで言われる交通の便の悪い球場だということで、一生の間にたどりつけるのかどうか心配だったのですが、到着しました。・・・かなり感慨不快、じゃなくて深いであります。
印象としては、芝がキレイ、両翼100メートル、中堅122メートルで左中間・右中間のふくらみもたっぷりあり、何よりもファウルグラウンドが広い、というのがすばらしいです。

←あんまりいい写真がないので、とりあえず三塁側内野席から。

←センターバックスクリーン脇から。

ということで球場はいいのですが、ここでやってた投手が広島市民に行ったら、確かに、打たれてもおかしくない気がしてきました。ここでなら打ちとったはずのあたりが広島市民ではホームランになるし、ファウルフライはスタンドに入ってしまうし・・・。なんか逆転しているような気がする。

四回ウラのカープの大量点のところから見たのですが、ドラゴのセカンド鎌田とか投手朝倉とか、ひどい失策が次々ありまして、目を覆わんばかりのやつでした。カープでは東出とか広瀬とか甲斐とか、さらに白濱とかが打撃好調なカンジです。玉山(7回)、フェリシアーノ(1回)、仁部(1回)もよく投げていたです。

由宇球場に行くひとは、クイモノ・ノミモノ、あとできればシキモノと傘は持っていったほうがいいと思います。色紙とサインペンも必須だね。なんとなく出待ちしていただけで、小島と佐藤のサインをゲットできたです。それとタクシー呼ぶための携帯電話も。

17年 9月20日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1925到着)〜2018 横浜スタジアム  
横浜ベイスターズ対広島東洋カープ
広島東洋カ  000 000 000  
横浜ベイス  000 210 01×   
 主審:有隅、一塁:渡真利、二塁:橘高、三塁:真鍋

あっという間に終わりました。途中雨がぱらついて、傘をさしたり閉じたりしながらしうまい弁当をむしゃむしゃしているうちに、あれ、と思ったら終わってた感じです。まあ、ベイス三浦完封だからしゃーないか、というようなところでしょうか。点とりそうな雰囲気ないですからね。
そういえば、しうまい弁当、横浜駅で買ったとき1010円出したのに、店のひとに200円しかお釣りもらえなかった。電車に乗ってから気づいたよ。100円搾取されたです。こちらが10円出すという誠意見せているというのに、つり銭間違いおって。バカにしやがって、バカにしやがって・・・。
それにしてもカープさま、今日も完封されたとはいえ七安打とはさすがですね。

17年 9月21日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1930到着)〜2106 横浜スタジアム  
横浜ベイスターズ対広島東洋カープ
広島東洋カ  000 110 100  
横浜ベイス  000 110 000   
 主審:真鍋、一塁:土山、二塁:渡真利、三塁:橘高

びっくりしました。カープが一点差で勝ったからか、といいますとそうではないのです。黒田先発の試合だから、さらに先発が八回までがんばればベイルもいるので、内野の守備力を勘案しても普通のチームぐらいの防御力はあるので、少ない得点で勝ててもそれほど変では無いのです。(それでも11安打三点、八回の無死二塁、九回の一死満塁で得点しないのだからカープらしい試合であるといえる)

びっくりしたのは試合終了後です。
今日は横浜でのカープ最終戦なので、応援団同士のエール交換があるはずだとは想像していたのですが、その前に、試合終了直後、両チームの選手がベンチ前に整列して、鈴木タコノリから野村謙二郎さんに
花束贈呈、しかもマイク持たせてもらって両チームのファンに挨拶までさせてもらってました。こんなことで感動してはいかん、と思いながらも、少し目頭が熱くなった。
「ここまで一生懸命野球やってきてよかった。それができたのはカープファン、ベイスターズファン、そして野球ファンのおかげである。今後もプロ野球をよろしくお願いする」
みたいなことを口走っておられました。
「お前に言われんでもわかっとるわ!」
と言いたいところですね。
それにしても、試合終了後にこんなセレモニーが入ってるのでは、九回表二死満塁で代打に出てもヒット打てるはずないですね(結果は一ゴロ)。挨拶考えるので精一杯だったでしょう。
日曜日は大差の試合の最終回の代打で、カープファン、ベイスファン両方から野村コールを受けてヒット打ったそうですが、今日は僅差の試合、どちらのチームもまだ順位が確定していない(ベイスはAクラス入りがあるんですよね)状態での最終回のチャンス(ベイスターズ的にはピンチ)だというのに、野村が出てきたときにはライト側からも拍手をもらっておりました。消化試合だったらわかるんだけど・・・。
カープファンとしては誇らしい気もしますが、なんかこそばゆいカンジもしまして、というか、基本的にはうれしかったのです。なんだか落ち着かないのは、引退表明しても出場選手登録されて試合に出てくる、というのが少し普通でないのかな・・・。
このままいくと、野村謙二郎氏の引退記念試合となるであろう広島市民球場の最終戦はベイスタ戦になりそうらしいのですが、佐々木さまはさすがに広島までは来ないのでしょうから、カープ側は花束渡せないですね。

17年 9月23日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1335到着)〜1649 西武インボイスドーム  
西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス
ソフトバンクホークス  010 011 002  
西武ライオンズ     000 001 003   
 主審:東、一塁:津川、二塁:山本、三塁:柿木園

長いことカープファンなんかしているせいでしょうか、九月というのは消化試合あるいはほとんど消化試合みたいな試合ばかりで、お客さんなんかあんまり入らないもの、と思い込んでいるところがありまして、まずお客がたくさん入っていたのでびっくりしました。そうか。ホークスは一位、ライオンズはプレーオフ争っているのだね。
そして、次に、たいへんオモシロい試合をしていたので、これまたびっくりしました。カープ戦などだと「先が読めてしまう」のですが、なんか違うモノを見た希ガス。これが目標を持っているチーム、ということか。・・・カープも春先で、尾形やラロッカや小山田が元気だったころは、もう少し違う野球してた、かな・・・。

ソフトバンクの方は、ホームラン四本で五点ですた。松中44号、川崎4号、ズレータ40号、そして大道代打1号2ラン。一方、西武も杉内をなんとか六回に引き摺り下ろすのですが、その後吉武にかわされ、九回の裏、馬原・三瀬を攻めて2安打2四球に打撃妨害で一点差までせまったです。
なお一二塁まで行ったのですが、さすがに三瀬が平尾をいいあたりの三塁ゴロに抑えてゲームセットでした。
河原は大丈夫だったのでしょうか(三回に投ゴロで二塁ランナーをタッチしに走って右足を痛めて交代した)、という問題もなんだかはるか前のことのようで、
「十八年間やってきて、三本のうちに入る手ごたえでした」と答える大道のヒーローインタビューを聞きながら帰ってきたです。
実は大道とはほとんど同郷だったりするので、いかに
悪の球団ホークスの所業とはいえ、ベテランの活躍は少しはうれしいです。小久保も井口も村松も(城島も)いないんだからなあ・・・。

帰りに混雑緩和のため、山口観音によってプレイグベル回してきた。さらに西所沢まで歩きまして、その途中に式内社でもある北野天神にも寄ってまいったです、というのは余談なり。

←西武インボイスドームでどむ。

←左翼側。悪の球団ホークスを支援するものたち。

←右翼側。不透明公共事業軍団ライオンズを支援するものたち。

(以下、宗教施設)

←山口観音。回すと一切経読誦と同じ功徳あるというプレイグベルあり。

←暗くてコワいのですが、北野天神。

←カブレラ地蔵。でも、もうすぐ・・・

17年 9月27日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(2005到着)〜2105 横浜スタジアム  
横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ
中日ドラゴンズ    003 000 020  
横浜ベイスターズ  000 001 001   
 主審:佐々木、一塁:吉本、二塁:上本、三塁:有隅

三浦が打たれるのはじめて見た。カープ戦ばかり見てたからしようがないですね。
到着は七回裏二死だったので、八時だヨ券を売ってましたので、内野指定に1500円で入れたよ。八回は福留の28号と森野のタイムリー。
九回裏、今度は岩瀬が点取られるところ、はじめて見た。代打・鶴岡のタイムリー。鶴岡も代打がほとんどとはいえ、上に定着してきたですね。同じ捕手なので、よくニホンハムの鶴岡と間違ってしまう。どちらものそのそしたいい感じの捕手です。
なお、ベイは北川も代打で出てきてヒットを打ってた。今シーズン初打席の模様。イースタンでよく見る選手なので、チャンスは生かして欲しいですね。そういえば、九回表に岩瀬の打席(バント二回失敗のあと粘ってツー・スリー、から三振)を見ましたが、これも今シーズン初打席ではないかと思います。
寒かったねー。でもズボンは冬服だから下半身はあったかかったよ。
ちなみにヒーローインタビューは八回途中まで一失点のルーキー中田。インタビュアーが何度も「中田さん、もっと景気のいいことを」と水を向けるのですが、「一戦一戦を大事にしていきたい、と思っています」ばかり繰り返していて、
好感度大でした。交流戦でロッテにボコられていたころに比べると、やっぱりちゃんと育ってきている、ということですね。

さて、10月8日のヤクルト戦、内外野どこでも自由で1500円だそうです。お。これはいいな、と思ったのですが、おそらく佐々木サマの引退記念試合のはず。さすがに混むのだろうなあ、と思うので、消化試合はごろごろして観戦したいわたくしには不利。というか、ベイとスワロは、そのころまだ三位争いで消化試合になってない可能性も大。

17年10月 1日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1325到着)〜1540 ロッテ浦和球場  
イースタンリーグ:千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ
日本ハムファイターズ  000 000 200  
千葉ロッテマリーンズ  020 000 01×  
 主審:不明、一塁:不明、二塁:不明、三塁:不明

試合はマリン竹原の一発で決まりました。既にイースタンリーグ優勝を決めているマリンは、今日はプレーオフへの調整含みか、西岡、ベニ―が出場しておりました。ロッテ・浅間、ハム・菊地の両先発はよかった。浅間は六回無失点。そこらの投手力のチームならもう上に上がっているのでは。ルーキーの菊地も七回二失点で安定したピッチングでした。
今日出てた選手の中にも、自由契約通告をまもなく食らう選手が何人かいるのかな・・・。
明日はインボイスの第二球場を使用するので、浦和球場でインボイス主催ゲームとのこと。松阪登板説もあるらしいですが、球場の構造上投手の見にくいところなので、明日はおいらは鎌ヶ谷行くつもりなのです。

写真アップしているとどんどん容量食うのでいけないことだと思うのですが、どんなイヤなことがあるかわからんので、今年の思い出として撮影してきた写真をアップしておくです。ぐすん。

←ロッテ浦和球場入り口。かなりしょぼいが、選手や審判とトイレも一緒という球場です。イースタン優勝の横断幕が。入り口付近は出待ち・入り待ちのファンが待ち構えているです。

←三塁側(フランチャイズ側)立ち見から外野方面望む。このすぐ右手で、出番待ちの選手がごろごろしており、すぐ後ろにはブルペンがあるです。ここのファンは、ホントに試合中は選手に声をかけない。野次もおもしろいですし、どこのチームの選手にも拍手出る。この球場でイースタンのジャイが来てキャーキャーやられると、なんか大事な場所を汚された気持ちになる。

←一塁側の土手上の立ち見から三塁側を望む。今日もハムの応援団は元気にやっていたですが、この球場には特にベテラン応援団と、たまに、回りと全く調和せずに声だけは大きく、リーダーとあだなされるちょっとヘンなおじいさんも見かける。写真下部のアタマのひとは関係なし。

←球場隣接の室内練習場。ここでおいしいクスリを食べているのかも知れん。わしも欲しい。

17年10月 2日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1320到着)〜1546 鎌ヶ谷ファイターズスタジアム  
イースタンリーグ:北海道日本ハムファイターズ対ヤクルトスワローズ
ヤクルトスワローズ    010 020 000  
日本ハムファイターズ   231 010 02×  
 主審:原、一塁:萩原、二塁:牧田、三塁:石山

ほんとに10月か? というぐらい暑かったです。ニュース見ると東京は33度ぐらいあったようですね。
というくそ暑い中、イースタンの最終戦ということで、鎌ヶ谷でハムを見てきました。暑かったのでカキ氷食った。飛ぶように売れておりました。四回にカキ氷食って六回ぐらいにアイス(白熊キャンデーとか)買いに行ったらもう売り切れでした。

試合は、ハムがぼこぼこと打って、鵜久森の7号・8号などで大量点で勝ちました。
ハムは阿久根とか石本とか西浦とか、スワロは鈴木健とか梶本とか、あ、そうだ、三沢とか、そういうひとが出てきました。
最終戦だから、終わった後、ハムの選手がマウンド周辺に勢ぞろいして挨拶し、サイン入りのタマを投げ込んでくれたです。そのあと、何人かのベテランを胴上げしていた。手作りで、ぎこちないセレモニーと、宙を舞う引退選手とか見ていると、わたしのような心の強いモノでなければ、不覚にも熱いものがこみあげて、炎天下に泣いてしまったりするかもよ。
←鎌ヶ谷スタジアム三塁側(フランチャイズ側)を望む。逆光で見にくいとか言うでないです。ひとの最初の記憶はつねに逆光の中の風景のはずなのだ。

←整列するハムファイターズ選手(二軍)。

←鎌ヶ谷スタジアム正面。来年まで、しばらくお別れなのです。

17年10月 4日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1855到着)〜2054 東京ドーム球場  
読売ジャイアンツ対広島東洋カープ
広島東洋カープ   000 010 100  
読売ジャイアンツ  200 001 00×  
 主審:本田、一塁:橘高、二塁:深谷、三塁:有隅

最多勝を狙う黒田投手の先発でしたが、黒田投手はよかった(というか、ジャイのこの打線では普通に抑えるでしょう)のですが、川中さまの二発のホームランにお沈みになられました。
対するカープは、8安打6四死球で十二残塁のいつものカープ野球でした。というか、もっとすごいのです。なにしろ四回までは野間口さまに三者凡退にお抑えいただいていたので、五回からの五イニングで十二残塁。うはあ。

まあいいや、どうでも(前田の死球はどうでもよくはないのですが)。カープは野村が出てきてヒット打ったから。あんまり育成にはなってない試合だと思うけど、もういいよ。横山がよくなっているのもわかった。ジャイはなんとか来年に向けて少しは投手の格好はついたのかな・・・。タイプとして好きだった条辺が戦力外になったらしいのでさびしいです。というか、そういえば、八月に、何の気なく今日の切符は二枚買ってしまったのだなあ、結局また一枚無駄にしてしまったなあ、というカンジもあるのです。無計画だからしようがないのです。

17年10月 5日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1925到着)〜2059 東京ドーム球場  
読売ジャイアンツ対広島東洋カープ
広島東洋カープ   400 000 000  
読売ジャイアンツ  100 000 000  
 主審:有隅、一塁:森、二塁:橘高、三塁:深谷

雨降りで外は寒かったのですが、ドームなので試合中は寒くはなかったです。夏ごろまでの「熱気」みたいなのはもう無かったけどね。
六回の表無死無走者のときに到着。五回の裏にジャイ西山捕手の最終打席は終わっておりました。で、まあ、試合は、あいかわらずの十二安打で初回の四点だけのカープと、初回のヨシノブのホームランだけで、この打線では点にならんわな、のジャイアンツですから、4−1で終わりましたが、今日の試合の本質は点差とかには無いのでして、東京ドームの最終戦で、堀内監督の最終戦で、そして元木、後藤、西山の引退記念試合でした。
最終回の元木の最終打席(遊ゴロ)は、(シキタリどおり)ベイルはストレート一本で勝負してましたが、八回の後藤の最終打席(中飛)の横山は一球スライダーが入ったような気がしてしようがないのです。五回の西山の打席は見てないからわからん。

驚いたことが二つあります。ひとつはジャイで一年しかやってない西山が引退記念試合をしてもらったこと。ジャイというチームの深みを見た感じもありますが、元木の高校の先輩で、いずれ監督とかになるであろう桑田さんの中学校の同級生、ということで仕方なく、じゃないや、そういうこともあって記念試合になったのでしょう。最後は三人でグランド一周してボール投げ込み、マウンドに戻って胴上げ。西山には桑田から花束贈呈。なんの芸もない田舎球団のファンとしては、ホントにありがとうございましたと申し上げたいです。
レフト側の女の広島ファンが、
「にしやま、お疲れー、一緒に広島に帰ろー」
と言ってましたのが印象的だが、帰ってくることがあるのだろうか。
もうひとつは、試合終了、最終戦終了のあいさつの後、ジャイの各選手がサインボールをスタンドに投げ入れてたとき。さっきまでレフトを守っていたジャイの矢野がレフトスタンドの前まで来て、すごくぎこちなく帽子をとって、ぎこちなくカープファンに一礼して、すぐに恥ずかしそうに走って行ってしまったのを見たこと。相手ファンに挨拶していいんだかどうだかわからなかったのではないかと思うのですが、ものすごく新鮮なモノを見たような気がしたです。矢野はもっともっと上手くなるといいと思ったです。

最後は最終戦恒例のエール交換。「がんばれがんばれジャイアンツ」と叫ぶと普段は違和感あるけど・・・。ジャイは来年はこんな順位には無いでしょう。すごい勢いで強くしてくるでしょう。ファンにはそういうチームにしてもらうという権利があるつもりでしょう。カープはダメだろうな。閉塞のままだな。
それにしても、やはりこういうメモリアルゲームは、おいらみたいに心の冷め切った中年でなければ涙ぐんだりしてしまいますからね、心の強くないやつは気を引き締めて行かないといけないよ。
最後になぜか江豚も泣いていたが、これは興ざめ。

←東京ドーム最終戦。

←くそジャイどもも整列でばっち。

←くそドームもしばらくお別れだと思うとさびしいでばっち。

17年10月 7日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1820(1950到着)〜2129 神宮球場  
ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ
広島東洋カープ    020 002 036  13
ヤクルトスワローズ  001 102 000   
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳

なんで野村謙二郎はどこに行っても花束もらえるのでしょうね。引退宣言してからもベンチ入りして、どこの休場でもビジター客を客寄せしているから、お礼にもらっているのかなあ・・・。と資本主義・戦後教育に毒されたわたくしは解釈してそれで納得してみたりしているのですが・・・。今日も三位争いの大事な試合に負けたというのに、古田宮本が試合終了後に野村に花束をくれました。ありがとうございます。

小雨の中で行われた試合は、五回ウラ二対二同点のところで、先発大竹に代わって黒田が登板。直後の六回、の26号でカープが勝ち越しますが、その裏、一死二三塁から連続ワイルドピッチ(どっちもフォークかと思われるやつがワンバウンドするタイプのワイルドピッチ。倉が止めないといけないのだろうが)で同点。・・・ぷぷぷ。あはは、いいっひっひっひっひっひ、タイトル乞食となって途中登板なんかするからこうなるのだ、と自嘲気味に笑うしかない展開でした。
七回裏も一死一二塁から同じタイプのワイルドピッチで二三塁のピンチになりますが、ここは黒田が踏ん張った形になって、八回表、吉川から新井の二点三塁打、栗原のタイムリー(栗原は15号含む四安打)で、勝ち越し、九回表は○○投手から、カープ打線が打者十人、七安打(の27号3ラン含む)で六点とって試合を決めました。黒田は八回まで投げて15勝で、はんちん下柳さまに並んで最多勝がほぼ決まり。九回はベイルさま。・・・という流れで、モスト・エキサイティング・プレーヤーは新井になっていたので、なんとなく不思議なカンジがした。

ヤクルトの九回表の投手名の○○は、ジャイ・近鉄で活躍した早稲田大学出身のベテランの名前が入るのです。後ろで守っていた青木や岩村などの後輩はどんなキモチでいたのでしょうか。イースタンでだいぶまとまってきていたのはわたしも見ていたのですが、この時期こういう使われ方でこういうコトになったというのは、試しているのか、本人に諦めさせているのか、ヤクルトの中継ぎなんてこんなもんだと言われればそんなものか・・・。

←東京在住者にとっては野村謙二郎の見納めでばっち。それにしても、一塁側内野の観客数は数えられる・・・。

←七回のカープファンのみなさん。小雨の中ご苦労さんでばっち。

←試合終了後、野村謙二郎が外野席にあいさつに行っている。この後エール交換。

←・・・ということで、われら愚かな民くさは明日からナニをして生きていけばいいのか・・・。

17年10月 9日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1425到着)〜1705 横浜スタジアム  
横浜ベイスターズ対ヤクルトスワローズ
ヤクルトスワローズ   000 000 300 000  
横浜ベイスターズ    030 000 000 000  
 主審:小林、一塁:敷田、二塁:上本、三塁:本田

日程が苦しいとはいえさすがにこれは無理かな、という雨だったので、少し油断していたというところもあるのですが、遠回りして到着したのでもう五回になっておりました。しかし、そこから、延長十二回まで行ったので、高いお金(指定B○千五百円)払った価値がある・・・、けど、やっぱり高すぎ。

見ごたえあったのは、十回の表裏ですかね。
表のヤクルトの攻撃は、投手・川村から、途中出場の九番・真中が中前打、一番の青木がぞっとするぐらい上手な三塁前のバントを決めた・・・のですが、そのあと宮本遊ゴロ、岩村はいい当たりのライトフライ。裏のベイスの攻撃は、ヤクルトの投手・石井弘で連打と種田の送りバント、村田を敬遠しての一死満塁の場面。相川三振の後、代打・万栄の三塁ゴロは高いバウンドのいやらしいゴロだったのですが、岩村が落ち着いて捌きました。
十二回も表は(三者凡退だけど)クルーン出てきて沸いた。下位打線だということもあって三者凡退。このクラスの打者ではどうしようもない。裏はヤクルトの吉川が二死をとったあと、四球と相川中前打で、代打が最後に古木。ヤクルトの投手本間に交代で盛り上がったが、初球センターフライでゲームセットでした。
横浜最終戦だから、その後、牛島監督の挨拶がありました。寒かったけど、オモシロかった。

さて、この引き分けでベイスタはほぼ三位確定ですね。なんという出世でしょうか。ネタましい感じです。

17年10月11日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1820(1907到着)〜2053 神宮球場  
ヤクルトスワローズ対横浜ベイスターズ
横浜ベイスターズ   000 000 000  
ヤクルトスワローズ  003 002 00× 
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳

この寒いのに、という感じなのですが、また観に行ってました。パキスタンではいろんなひとがまだ埋まっているんだよなー、という何かの呵責もあったりするのですが、どうしようもないところもあるのです。

初回に飛び出した(らしい)青木の200本安打は見逃しましたが五回の201本目は見たです。ベイスタ門倉も三回ラミレスのホームランなどで三点とられたあと粘っていた。五回は二死二塁青木で岩村の右前打で金城の好返球もあったですし、六回もヒット2本で無死一三塁から種田のファインプレー(真後ろのポテンになりそうな球を後ろ向きのままポケットキャッチ。前進守備敷いていたので、まさか捕るとは思わなかった)などで二死まで持っていったのですが、投手の館山にタイムリーをくらって試合を決められてしまいました。

八回、完封目前の館山を降ろしまして、代打・佐藤真。引退記念試合ですね。見事に右越フェンス直撃二塁打。スタンド両側からスタンディング拍手。入団(ホークス)が遅かったので、もう四十歳だったのですね。試合終了後のセレモニーで、「自分のような実績のないものにこんな場を設けてもらって・・・」と言っておられたです。ホントにそう思います。嫌味でなしに。よかったです。長くマジメにやられたからこういう舞台をもらうのだろうなあ・・・おいらは・・・。

さて、一昨日はもうベイスタ三位決定!みたいなこと書いてしまいましたが、こうなってくると明日朝から移動して広島で試合して、もし負けたりすると、14日の最終戦まで順位決定がずれこみますので、これはわかりません。
ホークスとマリンは見に行きようもなさそうなので、14日はこっちを追いかけるです。それでちょうど・・・。

17年10月14日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1820(1935到着)〜2103 神宮球場  
ヤクルトスワローズ対横浜ベイスターズ
横浜ベイスターズ   100 001 000  
ヤクルトスワローズ  112 001 00× 
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳

今日はスワローズ最終戦、セントラルリーグ最終戦、若松監督の最終戦でした。若松監督の退団セレモニーがありまして、有名な「ファンのみなさま・・・あの、おめでとうございます」の映像も球場で流されておりました。日本プロ野球史に残る名言でしたね。・・・もうあれから四年も経つのか。若松監督は、「来年からは、ひとりのヤクルトファンとして、この球場にまいります」とごあいさつをしていました。ヤクルトファンにとっては心強いコトバでしょう。
監督胴上げの直前に、大写しになった古田がにこやかに誰かの頭をはたいていたのですが、ナニを言われたのでしょうね。

いろいろあったのですが、おそらく今年の野球観戦は今日が最後だな、ということでさびしいです。誰かシリーズの切符とか宮崎までフェニックスリーグ見に行く旅費とか恵んでくれたりするとまたあれですが・・・。
ちょうど今日で、今年のプロ野球(注1)の観戦が100試合になった(注2)はずです。去年は手帳によれば82試合ぐらいですから、だいぶ出世しました。さすがに限界か。
(注1)一応おいらの脳内ルールでは、プロチームと契約している現役選手の出場する試合を「プロ野球の試合」と定義しているです。オープン戦やファームの試合、プロと社会人チームとの対戦、オリンピック壮行試合なども含まれる。今年はプロ以外では、東京六大学2試合、都市対抗2試合の観戦あり。
(注2)おいらの脳内ルールでは、「試合終了の瞬間を見ていれば一試合観戦したということになる」ということにしております。今年は20分で終わった試合もあったけど、途中で引き上げた試合はひとつもなかったはず。

まあ、いいや。選手のみなさんとかいろんな関係者のみなさん、ご苦労さまでした。来年もあえるひとはまた会いましょう。です。

←マウンドのあたりに小さく整列しているのはヤクルトの選手等。マウンドの上には若松監督が立っているので、みんな背の高さ同じぐらいに見える。

←見納めの神宮球場外壁でばっち。

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