肝冷斎観タマ記23−8(平成23年8月2日〜) 表紙へ戻る 観タマ記23−7に戻る
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平成23年8月2日(火) 表紙へ
1800(1950)〜2054 横浜スタジアム
セントラル・リーグ戦 横浜ベイスターズ対広島東洋カープ
広島 100 001 000 2
横浜 000 000 000 0
PL 中村 1B 石山 2B 有隅 3B 山路
自分ながらすごい勇気だと思いますよ。(職場の状況無視してやきうを観に行くことが)。ひとの情けにすがり、あるいは反感をムシしながら、先月は何とか16試合まで観戦数を稼いだわけですが、しかし、家族や職場などを完全に無視していたらあと5〜6試合は稼げたはず。と思うと情けない。もっと勇気を出さねば。
今日も八時前に到着して、三塁側内野自由席の一番高いところ(物理的に)から息を切らせながら光の中のスタジアムを見下ろしたとき、
「どうしてここに来れずにいられるのか」
不思議でならなかった。明日以降も人智の限りを尽くして観に行くぞ。
平成23年8月3日(水) 表紙へ
1800(1930)〜2100 横浜スタジアム
セントラル・リーグ戦 横浜ベイスターズ対広島東洋カープ
広島 100 002 022 7
横浜 020 000 000 2
PL 山路 1B 小林和 2B 石山 3B 有隅
六回表、八回表、いずれも二死からゴリ原が4号・5号2ラン。ここまで3本しか打ってない選手が2本も打つのである。内野自由の隣に座っておられた見知らぬおじさんが
「コージのようじゃ」
と呟くほどの御活躍である。ボールが飛び始めたのか、と目を疑う。(おそらくは廣瀬選手の戦列復帰によってマークのされ方に何らかの変化があったのではないかと思いますが)
栗原選手は先制安打含めて5打点とのこと。ふと、この球場で90年代初めに4番・江藤の3打席連続ホームラン、満塁弾含む7打点思い出した。なにしろその試合、カープは負けたのです。
ベイスタは一点ビハインドで7回・江尻、8回・牛田と一番いい投手をつぎ込んできたが、牛田がゴリ原に打たれたのは残念だった。
カープは至宝・今村さまの酷使が心配である。
今週の平日の智慧はここまでかな。
平成23年8月6日(土) 表紙へ
1300(1406)〜1621 上尾市民球場
イースタン・リーグ戦 埼玉西武ライオンズ対横浜ベイスターズ
横浜 000 333 002 11
埼玉 011 001 000 3
PL 工藤 1B 小椋 3B 長井
行ったことのあるひとはわかると思いますが、上尾市民球場は最寄り駅の北上尾からもずいぶん遠いんです。炎天下、緑貧しい上尾の町を歩いてようやく到達する(標識が悪いので何度来ても迷うようになっている。車用の標識しかないんです)。日陰のほとんどない設計なので、昨年も一昨年も熱中症状を呈したが、今年も呈した。
ベイスターズ、北・筒香・井手のクリンナップトリオがみんなホームランを打った。特に筒香はいいですね。そろそろ下では無双になってきた。もう一皮ですごい選手になりそうな予感。
西武:石井義、後藤、GG佐藤、グラマン、藤田、横浜:山本省吾あたりが炎天下に出ているとちょっとかわいそうだが、自分がいけないのである。がんばってください。
1800(1846)〜2136 西武ドーム球場
パシフィック・リーグ戦 埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス
福岡 000 001 000 0 1
埼玉 001 000 000 0 1
PL 川口 1B 有隅 2B 山路 3B 眞鍋
杉内と西口。本当に粘り強いお二人だ。特に味方の2失策にもかかわらず、九回まで粛々と己れのしごとを果たした杉内は相も変わらずすごいひとである。
川崎とか本多とか内川とか松中とか松田とかがずらりと並んでいるのを見ると、普段見慣れているかわいい中島や中村やフェルナンデスやらの打線がチンケに見えてきてしようがない。「もう一つの巨人」とはよく言うたものだ。そしてファソたちの傍若無人。「西の阪神」の名をほしいままにする。
わたしは西武のファソは「おんなこども」だと思っているのですが、福岡は「おんな」がリードしているからね。どんなにしっかり者でも「おんな」は・・・だからなあ。うはははは〜。匿名ページは言いたいこと言えていいなあ。
最後に細川が出てきたとき、少しだけ西武ファソはざわめいていた。憎いだろう。憎いだろうなあ。自分たちが調子がいいときには気づかないのだが、自分たちが落ち目だと、自分たちに後足で泥をひっかけたやつの後ろ姿が憎々しく見えるものなのだ。
平成23年8月7日(日) 表紙へ
1500(1458)〜1755 熊谷運動公園野球場
イースタン・リーグ戦 埼玉西武ライオンズ対横浜ベイスターズ
横浜 300 430 010 11
埼玉 000 000 010 1
PL 小椋 1B 長井 3B 工藤
縁故車(←愛によって結ばれた関係でないのでこういう)で熊谷まで行こうと駐車場に行ったら、やつがぶっ壊れていたのです。クラッチが切れない。クラッチフルードが漏れたのか。レッカー移動しないとダメかも・・・。
ああ、めんどくさい。
まあどうでもいいや。どうせみんなそのうち死ぬんだ。めんどくさいことは後回しだ。
新幹線で熊谷へ。降りた途端、「うげ」と思うぐらい暑かった。
タクシーの運転手と話す。
「イースタン?」
「そうです」
「暑いよ」
「そうでしょうね。昨日の上尾も暑かったけど」
「上尾とはいっしょぐらいですよ」
「そうですか」
「五月に巨人と日本ハムの試合が予定されていて、斎藤くんが調整登板するはずだったんだよね。でも雨で流れた」
「(サイトーくんは調整ではなく、育成登板では・・・)そうですか。年二回ぐらいあるんですね」
「むかしはここ(新幹線の高架の近くを指さし)に球場あったんだけどね。寄居まで行くと阪神の原口が出ている」
「すいません、ウエスタンは詳しくないので」
こんなものです。いかにもイースタン客との話題を心得ているベテランだったね。
試合開始後しばらくも暑かった・・・が、三回表ごろから雷鳴が聞こえ始めた。五回までにはグランドは黒雲に覆われ、稲妻ひらめき、雨もはらはらと落ち始めた。
しかし、その状況で何とか九回まで持ちました。試合終了後、秩父鉄道の最寄駅まで急いでいる最中にぼこぼこと大粒の雨が降ってきて、ようやく本降りになった。一連の雷雨で西武池袋線などはひどいことになったらしいですね。イースタンにしておいてよかった・・・。
平成23年8月10日(水) 表紙へ
1801(1950)〜2125 東京ドーム
イースタン・リーグ戦 読売ジャイアンツ対千葉ロッテマリーンズ
千葉 000 001 100 2
読売 310 010 00X 5
PL 長井 1B 大和 2B 市川 3B 津川
夏休み中ですから、仕事帰りらしいお父さんと休み中の子どもの組み合わせがたくさんいました。千葉マリンの方のやつはいいけど、あっち側に座っていた父子連れはどうなっていくんでしょうね。真実に気づかずに生涯を終えていく子どももたくさん出てしまうのではないだろうか。(「真実」というのはたくさんありますが、たとえば「日本最初のプロ球団はジャイアンツではない」ということなどです。)
七回表、「マリンズのラッキーセブンでございます、マリンズファンのみなさま一層の声援を・・・」というて気を利かせたつもりであろう、マリンズ賛歌の一番を流していましたな。これは今年から千葉マリンではお蔵入りになった。「勝利のよろこびは大波となって グランドいっぱいに広がっていく〜」というツナミを想起させるまずい歌詞のやつだ。ジャイアンズは人の心の細かい痛みは関係ない。地上波テレビで盛り上がるコンテンツになればいい、という球団の思想だからあんまり気にならないのであろう。
マリン今岡選手も出ていた。
平成23年8月11日(木) 表紙へ
1800(2013)〜2104 東京ドーム
イースタン・リーグ戦 読売ジャイアンツ対千葉ロッテマリーンズ
千葉 000 000 100 1
読売 002 010 10X 4
PL 市川 1B 長井 2B 大和 3B 牧田
ミーは今日もドームさまで涼しい思いをしながらお野球を観てきましたざます。今日もお暑いところでお野球をご覧なすっていたお人がいたら、ご苦労さまざましたね。
試合は昨日とほとんど同じような、マリンの覇気のなさを如実に感じるゲームでした。マリンは昨年の「下剋上」で地上波テレビに乗せられて、上もファームもモラルハザードを起こしちゃったんでしょう。「三位になればいいや」ムードでちんたら。
今岡選手も九回二死無走者から代打に起用され、野間口にあえなく三振ざました。
平成23年8月12日(金) 表紙へ
1800(1751)〜2034 日本製紙クリネックススタジアム宮城
パシフィック・リーグ戦 東北楽天ゴールデンイーグルス対千葉ロッテマリーンズ
千葉 000 001 000 1
東北 000 410 40X 9
PL 深谷 1B 橋本 2B 佐々木 3B 眞鍋
仙台に着いてから、午後、亘理町歴史資料館を見学に行った。復興コンサートをやっていた。コンセプト的には愛国のものと思われたので聴いてきました。Rincoさんの歌はどこかで聞いたような気もします。
クリネックス宮城の前ではEPOさんが歌っておりました。わたしより年長のはずなので、若作りもさることながら体動かすのたいへんだろうなあ、と見守る。
スタンドに入ったらすぐに君が代斉唱。さすがに東北の球場だけあって?起立率はほとんど100パーセントではないか。埼玉や千葉だと座ったままのひと(たいていは団塊夫婦など)も一二割います。広島・名古屋の二大サヨク球団を抱えるためいまだに君が代斉唱さえできないセよりはマシだが。
相変わらず、ファウル一つで大喜びする地方球場っぽさがたまらない。七回表のマリンの応援歌はやはり二番から。裏の楽天の応援歌は、何度聴いても「馬上少年過ぐ」の少年を「ボーイ」だと解釈した歌詞が気になって気になってイヤになります。あれは「boyhood」の意だ、というのにぃ。司馬遼太郎さんの本読むだけでもわかるのにぃ。
それにしても、いまだに信者といいますか、高年者で星野のユニ着ているひといてびっくりした。しかも日本代表のユニ。よくあんなもの着てスタジアムに来れるなあ。
平成23年8月13日(土) 表紙へ
1800(1926)〜2154 平塚市民球場
セントラル・リーグ戦 横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ
中日 001 120 000 4
横浜 000 011 000 2
PL 敷田 1B 柳田 2B 小林和 3B 原
朝に仙台を発し、南相馬までの運賃を払って常磐線でまた亘理へ。ここで代行バスに乗り継ごうとしたら満員のゆえを以て断られた。キップも持っていたので怪しからんとは思ったが、立ち席も規則で許されないといういなかの公営事業の態度だったのであきらめて一時間あとのバスを待ちました。このバスは南相馬までの連絡の無い便だったので、南相馬入りはあきらめる。相馬市歴史資料館を訪問するが改修中で断念。相馬中村城を見学。蝦夷、伊達などに対応するため北に向けた守りの固いので名高い縄張りだが、すべてを見て回る時間的余裕なく、中村神社に詣でてすぐに福島行バスに乗らねばならなかった。
・・・で、平塚球場に着いたのは1930近くになった。しかし、スコアにかかわらずほぼ4時間やっていた(両監督とも「流れ」ではなく「右左」で投手変えてくるので、すごくいらいらするというか)ので、二時間半ぐらいは見れた。スレッジの20号が見どころだった感じ。
平成23年8月14日(日) 表紙へ
1502(1443)〜1807 三条機械スタジアム
BCリーグ戦 新潟アルビレックスBC対富山サンダーバーズ
富山 010 000 000 1
新潟 101 000 00X 2
PL 佐藤幸 1B 佐藤貢 2B 萩原 3B 郷津
越後平野はすさまじい暑さ。
とりあえず三条市歴史民俗産業資料館に寄る。古臭い感の漂うたいへんいい資料館である。
資料館を出るとすごい暑い。とりあえずタクシーをつかまえて月岡の総合運動場へ。降りるとまたすごい暑さ。その暑さの中でも古田敦也さんが来ていただき、始球式をなすってくださる。タマを受けるのはアルビレックスの高津臣吾投手。ちゃんと古田信者らしきものたちが聴きつけて、スワローズの27番のユニで声援を送りにきていたのには驚いた。
点差の割に長い試合でしたが、正田樹も高津も出てきた。試合終了ごろには雲も出て少しだけ涼しくなった。わしは東三条まで、この間の水害で堤防が決壊したという五十嵐川(「いからし」がわと読むらしい)沿いを歩いた。この川の上流には諸橋テツジ先生の生家もおありになるのであるが、あまりにあまりに遠い、まるで天竺のように遠いところなのでニンゲンの足だけでは行けません。
とりあえずバテたので燕三条に宿泊した。
平成23年8月15日(月) 表紙へ
1800(1752)〜2034 ハードオフECOスタジアム新潟
BCリーグ戦 新潟アルビレックスBC対石川ミリオンスターズ
富山 000 000 000 0
新潟 100 010 01X 3
PL 中田 1B 佐藤幸 2B 野村 3B 松林
今日は弥彦神社にお参りし、同社宝物殿参観の後、以前から懸案になっておりました弥彦山に登ってみた(もちろんロープウエイ)。越後平野と日本海、良寛ちゃま、天香語山尊伝説や八尾比丘尼伝説で名高い寺泊も一望。暑い。が、とりあえず風が強く涼しい。
帰りはいい気になって歩いて下る。これはきつかった。山形のよく似た筑波山の登山道をイメージしたのですが、こちらの方がずっと一直線だったので、登る人はよく登るなあ、と感心した。
さて。では帰ろう、あの東京へ―――と思ったのですが、帰省客のUターンラッシュで新幹線が満員なのです。
しかたない、夜まで待とう。何していようかな、と思ったら、今日は月曜日なのにECOスタでBCの試合が組まれていることを心のどこかで覚えておりまして、観に行ってきました。
まずはECOスタのスケールのでかいのにびっくり。富山のモタ投手のタマの速いのにもびっくり。九時半の最終新幹線に間に合わせるには九時前にはタクシーを呼ばねばとドキドキ。しかし、新潟・雨宮の好投で試合はとんとん拍子に進みまして、8時半には終了。無事東京に帰ってこれた次第。
七回に霧雨が降ってきて、寒くなった。
平成23年8月16日(火) 表紙へ
1800(1924)〜2048 明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対横浜ベイスターズ
横浜 100 000 000 1
東京 000 120 02X 5
PL 不明 1B 不明 2B 不明 3B 不明
淡々と負けましたベイスターズ。しかしムシムシと湿気もあって暑かった。八回、牛田・黒羽根のバッテリーで与四球→犠打→パスボールで進塁の一死三塁からバリントンに左翼最前列に2ラン打たれたのはがっかりした。されてはいけないことをいとも簡単にされる。本来ニグンの野球である。
さて、今日で先週水曜日から連続七日間やきう観てきました。職場のみなさまの嘲笑や罵倒は気になりませんが、明日は人の世の義理で顔を出さねばならに席があり、観戦を休みます。
平成23年8月18日(木) 表紙へ
1800(1936)〜2103 明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対横浜ベイスターズ
横浜 000 000 000 0
東京 100 100 00X 2
PL 不明 1B 不明 2B 不明 3B 不明
昨日打ち合ったらしいので今日はどちらもおとなしかったです。一昨日、球場の弁当が売り切れていたので、今日は売り切れのときに困らないようにおにぎりを数個買って入ってしまい、弁当が売れ残っていたので弁当を買ってしまい、弁当とおにぎり数個食ったので苦しい。ピロリ退治も失敗したのでしょう、また食道だか胃がひりひりする。時にきりきりする。
ところで驚いたことに、この間あるひとから「お元気そうでげすな」と指摘されてはじめて気づいたのですが、この「観タマ記」を肝冷の行動チェックのためにお読みになる方の中には、
肝冷斎というひとは本当にこんなにやきうばかり見て暮らしている
と信じてしまっているひとがいる、ようなのです。
まさか。何の得にもならぬのに、まるで書物を濫読するように手当り次第にやきうを観るようないい年をしたおじさんがいるなんて、普通のひとは思いませんよ。わたしだってそんなひとがいるなんて信じられない。今日は東京在の肝冷斎が書いていますが、日・月は新潟のボブ男の投稿だし、今月は仙台のタビ助の記事もある。この観タマ記を一人で書いている、と思い込んでいるひとがいるなんて、想定外だなあ・・・。
平成23年8月19日(金) 表紙へ
1800(1802)〜2028 県営津球場公園内野球場
アイランド・リーグ+1戦 三重スリーアローズ対徳島インディゴソックス
徳島 010 100 000 2
三重 000 100 000 1
PL 林田 1B 河野延 2B 河野浩 3B 兼松
本日は東海在住のポジ公さんの投稿です。
しばらく見ないうちに、アイランドリーグの内野守備(おそらく外野守備も)、打者の層、攻撃のシステムのレベルがガタガタに低くなっているように感じましたヨ(審判のレベルは前から低め安定)。もう少し高いレベルのリーグだと思っていたのですが・・・。これでは今年はBCの代表に負けるのではないでしょうかね。
なお三重スリーアローズ自体の実力は確実にレベルアップしたと思われます。観客数も着実に(大したことないけど)増えているように見えます。スリーアローズは関西リーグと縁を切ってよかった。
なおスリーアローズの先発は元近鉄の前川。相変わらずトリッキーでふてぶてしい。徳島の先発シモンはタマは速かったがそこそこヒット打たれていましたな。
平成23年8月23日(火) 表紙へ
1800(2000)〜2046 明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ
中日 000 000 000 0
東京 000 001 01X 2
PL 不明 1B 不明 2B 不明 3B 不明
今日は頭痛甚だしく、19時半ごろバファリン飲んで眠くなってきたところで、申し訳ないが職場を出、帰宅させていただく。
しかしぼんやりとしたままいつの間にか外苑前の駅に着いてしまい、しようがないので神宮球場へ。ドラゴンズはチャンスを生かせませんでしたが相手が石川ではしようがない。タニシゲもスワローズ相手だと2点ぐらいは取られるみたい。
ぼんやりとしたまま思い出しましたが、土日は雨天でやきう観れず。2試合損した形。屋根のある平和なところでお野球ご覧になっておられる方々がお羨ましいざますよ、へっへっへ。
平成23年8月24日(水) 表紙へ
1800(1954)〜2147 明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ
中日 131 000 010 6
東京 312 000 000 6
PL 不明 1B 不明 2B 不明 3B 不明
今日も頭痛であるが、だからやきう観に行くの止めました、というと、とうとう日和ったかと思うひともあるよしなれば、また行った。
四回表に到着したが、今日は生ビール半額デーだとかで満員立ち見状態。ときおり雨ぱらぱらと落ち、しかも四回からはほとんど試合動かず、だらだらと終盤に差し掛かる。八回表、堂上直がソロホムラソで同点になって、最後は林成勇やなら岩瀬やら出てきて引き分けとなった。
帰宅しました。ふらふらしていて帰宅途中の記憶があまりないが、後楽園の駅ですれ違った二人連れが、
「それにしてもうちは選手層薄いな」
と言っていたので驚いて振り向くと、なんとハンチソのユニ着ていたのであんぐり。まだ足りないってか。
平成23年8月25日(木) 表紙へ
1800(1954)〜2132 明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ
中日 100 003 010 5
東京 000 300 000 3
PL 不明 1B 不明 2B 不明 3B 不明
6回代打5号3ラン、八回6号ソロ、と平田さまの2本のホームランで試合が決まってしまった。平田さまごときが・・・。
ところで九回表、無死一二塁で四番和田。のところでなんと代打・岩崎達。結局岩崎は3バント失敗で、そのあとのタニシゲが遊ゴロ併殺なので、この代打は大失敗だったのですが、これで和田だけでなく全選手にすごい危機感が走るのでしょう。さすがは落合采配、ああスバラシイスバラシイ、なのでしょう。しかし、これでどうなるというのだ。岩崎も和田もそれぞれに背負っているものもあるのだ、と思うと、やはりわしはいわゆる「落シン」」(落合信者)にはなれない。優勝劣敗の資本主義が正義として肩で風を切るこの国においてといえども。
平成23年8月27日(土) 表紙へ
1700(1645)〜1958 西武ドーム球場
パシフィック・リーグ戦 埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ
北海道 400 000 000 4
埼玉 000 000 030 3
PL 秋村 1B 有隅 2B 本田 3B 森
嗚呼、怪しからん怪しからん怪しからん!
今や「パのベイスターズ」の名をほしいままにする西武打線、サイトーに七回まで6安打しながら零封。ようやく八回に中村のルサンチマンパワーが3ランとなって完封は免れたが、サイトーに結局勝ち投手になっていただいた。
こんなことになった元凶は先発・岸が一回に二死三塁からどういうわけか中田を歩かせて稲葉と勝負しやがり、内野安打で先制されると、そのあと小谷野に3ランを食らい込んだせいである。最初に四点献上したので西武のような愚直な攻撃しかできぬ打線がスライダー投手サイトーの悪辣な投球に引っかかってしまったのだ。これまでおんなこどもの嬌声によってグランドに送られてきた岸は、これからは嘲笑と罵声を浴びる投手に成り下がったのだ。とにかく怪しからんのだ。ルサンチマンだ。ぎぎぎ〜。
平成23年8月28日(日) 表紙へ
1230(1310)〜1519 ジャイアンツ球場
イースタン・リーグ戦 読売ジャイアンツ対千葉ロッテマリーンズ
千葉 000 300 100 4
読売 000 113 00X 5
PL 長井 1B 岩下 2B 市川 3B 深谷
空と雲には初秋の感じはするのですが、昼間はまだまだ暑いっす。そんな中でフィールズとかいう外人のどでかい3ラン拝ませてもらってきました。ほかにトーレスとかロメロとか林羿豪とか、力のあるいいタマ投げる外人をたくさん見てまいりました。みんな読売に飼い殺されているんですなあ・・・。
ところで今日は東京でやることがないらしいジャイの応援団が鳴り物入りで来ていたが、八回裏に「巨人の★」を演奏していたのですが、「重いコンダラ」は今でも失笑してしまうが、「往け往け、ヒユウマ」のあとの「どんと往け〜」の「どん」というのはどういう意味なのだろう。かんがえはじめたら、こちらの方にこそ国語学上の問題が横たわっているような気がしてきた。
1700(1710)〜1922 西武ドーム球場
パシフィック・リーグ戦 埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ
北海道 000 000 000 0
埼玉 000 001 00X 1
PL 森 1B 橋本 2B 有隅 3B 本田
西口完封。6〜7回ごろちょっと寝た。寝ている間にもすかすかと試合は進んだ。ハムのウルフも好投だが西武相手だからすごい高い評価とは言い難い。七時半、サザエをやっている時間には試合終了。
合流したYT氏も触れておられたが、ハムはこの三連戦、昨日のサイトーの一勝を「買う」ために二つの負けとオカワリのホームラン3本、西口の完封などを献上した形になった。さすがに「売り買い」は無かろう、とオトナの理性では思うものの、サイトーを売り込む、ということは、それぐらいチームに歪みが入る、ということではないかなあ。
平成23年8月30日(火) 表紙へ
1801(1853)〜2153 明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ
広島 000 200 000 1 3
東京 001 100 000 0 2
PL 不明 1B 不明 2B 不明 3B 不明
ほとんど土砂降りの雨の中での10回表裏は見ごたえあった。雨で小寒くなったからでもあろうが、特に最後の宮本の打席など鳥肌が立った。
10回表二死無走者から栗原が2ストライク後の林昌勇の変化球を左中間へ。丸の打席で、栗原の代走・中東が林のワイルドピッチの間に一気にホームに駆けこんだのであった。
その裏、雨がひどくなってまいりました。足元がぐずついているのを嫌がって、サファテ投手の球速が全く上がらない。ストライクになるのは140キロ前後のタマ(カットボール?)だけである。一死一塁からバレンティンに3−0になり、次の渾身のストレートをバレンティンが渾身のスイングで狙い打った―――のは正しかったと思うのですが、サファテがバランスを崩しており、高めのボール気味のタマになってしまっていました。これを高々と打ち上げてレフトフライ(レフト中東が雨のせいで目測を誤って危うかったが)。
さらに二死一二塁となって、宮本が12球粘り、13球目がサードゴロ。サードの石井ブタさまが心憎いばかりの守備をお見せになったのである。ゴロを下がって取って、一塁へ、まことに柔らかいワンバウンド送球であった。
ちなみにわたしは今日は神宮球場の屋根付き二階席でのご観戦。みなのものが傘をさしてみておる中、濡れずに観戦しておったぞよ。
平成23年8月31日(水) 表紙へ
1800(1853)〜2130 明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ
広島 100 020 034 10
東京 000 010 010 2
PL 不明 1B 不明 2B 不明 3B 不明
東京在住のO本Z勝さんの御教示によれば、神宮球場の外野ライト側はいにしえの甲賀百人組の射撃場であったよし(と読売新聞に書いてあったよし)。
とりあえず今日はレフト側に入る。
七回が終わったところで降雨のため10分ほどの中断があったんですわ。その間にキモチが切れてしまったのか否か、八回表、松岡が死球から崩れ決定的な3点をとられ(その中には一死満塁からの前田氏の2点2ベースが含まれる)、さらに九回は渡辺がなされるがままの3連続二塁打などでボコられた。
しかし今日の試合のポイントは、六回裏一死一塁、打者・川端、カウント1−2から走者青木スタート! の場面であった。
川端が打って打球は高いバウンドの三ゴロ、サード・バーデンつかんで間に合わない一塁に投げた・・・と見えたのが偽投で、二塁を回っていた青木の前に立ちふさがり、セカンド東出に送って青木タッチアウト。落ち着いた巧妙なプレーであった。このバーデンの守備への信頼感がこの後の投手の好投を呼んだ、のではなかろうか。
バーデンは八回には一死一三塁からよく見極めて四球を選び、前田のタイムリーにつなげたし、九回の二死一二塁では3−0から打って出て2ベース。実はすごいクレバーないい選手なのではないか。という気がしてきたぞ。シーツさま的な。