平成25年12月13日(金)  目次へ  前回に戻る

 

この数日、これまで無かったような頭痛で苦しんでおります。もしかして重大な状態になっているのかも知れません。あとはどれぐらい元気でいられるのか・・・

・・・という未来への不安、あるいは恐怖に打ち克つためには、コドモになってしまうのが一番である。

えーい! ぼよよよ〜ん。

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コドモになりまちたー。

一昨日に触れましたネズミの王国のことでちゅう。ちゅう。ちゅう。ちゅう。

千葉ではなく西域にあるというネズミの王国では、

鼠之大者如狗、中者如兎、小者如常。

鼠の大なるものは狗の如く、中なるものは兎の如く、小さきものは常の如し。

大きいネズミはイヌぐらいあるのである。中程度のでウサギぐらい。一番小さいのがふつうのネズミぐらいの大きさなのだ。

大鼠頭悉已白、然帯金環枷。

大鼠の頭はことごとく已に白く、しかして金環の枷を帯ぶ。

大きいネズミたちは、頭がもう白くなっているが、そこに金の輪っかが嵌っているのである。

孫悟空の頭にはまっているような金の環である。

西域を往来する商人たちは、このネズミ王国を通過する前に、ネズミさまへの祈りと捧げものを献じなければならない。そうでなければネズミたちは、

囓人衣裳也。

人の衣裳を囓る。

人間の着ているものを齧るのである。

セパレーツの上が「衣」で、下が「裳」である。

もちろん、着ているものを齧って、それで足りなければ人間そのものを食うのだ。

特に仏僧に祈ってもらうといいらしい。

釈道安昔至西方、親見如此。

釈道安、昔西方に至りて、親しくかくの如きを見る。

僧・道安がむかし西域にお経を入手するために旅したとき、みずからこの国を見たのであるという。

なお、

鼠得死人目睛則為王。

鼠、死人の目睛を得れば王と為る。

人間の目の玉を入手したネズミが王となれるのである。

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宋・劉敬叔「異苑」巻三より。

うちょだー。○ッキーたんたちはそんなことちないよー!   ・・・・なんていいコのふりしてみたりして。うっしっし。

明日は頭痛が治るといいのでちゅが。

 

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