肝冷斎観タマ記28−11(平成28年10月3日〜)  表紙へ戻る  観タマ記28−10に戻る

今年もさようなら                                                                                                                                             

平成28年11月3日(木) 表紙へ
1229(1217)〜1623  横浜スタジアム
関東地区大学野球選手権大会決勝 桜美林大学対上武大学戦
桜美  000 410 000 001   6
上武  500 000 000 000   5
PF 勝山  1B 奥津  2B 宮田  3B 綿貫

野球乞食、今日はどこまで行ったやら。
両チームとも神宮大会への出場権は確保した状態での決勝、桜美林はエース佐々木を温存して試合に臨んでまいりました。
上記のようにたいへん熱戦になってオモシロかった。
空は澄み、まことにいい天気でした。別のものも食べたいと思うが、やはりハマに来た以上、しうまい弁当しかない。
どうしても日当たりのいい一塁側(桜美林側)にひとが集まってしまった。お忍び?で来ていたヨシノブ。声を出したりどうやら桜美林ファンらしい。このひと、今年あちこちで出会ったことがあるような気がします。チアーのオンナの子に「ねえちゃん」と声をかけていて、こちらが心配してしまった。(本物もこれぐらい気ままにやってくれればいいのだが・・・)
試合終了時にはもうだいぶん日が翳って、寒かった。
明日は平日か・・・。

平成28年11月5日(土)  表紙へ
1300(1245)〜1545  明治神宮外苑野球場
神宮外苑創建90年記念奉納試合 東京六大学選抜チーム対東京ヤクルトスワローズ戦
東京  000 601 041  12
六大  000 100 000   1
PF 山口  1B 岩下  2B 鈴木  3B 深谷

「本気で叩き潰す」と公言していたとおり、真中監督は三番・川端、四番・山田と秋季キャンプに行っているホントの二軍のやつを除いてほぼベストメンバーを組んできた。もちろんシーズン終了後のオーバーホール中であんまり練習してないと思うのでみなさんバットの振りとか十全ではないと思われたが、それでも星→小島→澤田→竹内→柳→三木→田村→加藤とつないだ六大学投手のうち、自分とこが指名した星は打たなかったが、澤田6失点、ドラ柳1失点、田村4失点、カプ加藤1失点、と立教の投手二人とセリーグのチームが指名した二人は確実にコロしてきました。四回、原樹里が法政の中山、大西に連打でとられた1失点だけに抑えて快勝。
この中で注目すべきは、四回に3ランを打った大引で、10年前の80周年のときには法政の現役で真中外野手を含むスワローズに先制ホームランを打ったんだそうで、「2試合連続ホームラン」になりました。また、東大の変則アンダースロー(としかいいようがない)三木は、110キロ台のストレートと90キロ台の変化球でスワロ打線を翻弄して1回無安打無失点。もう少し投げるとボコられたと思いますが、短いイニングだとプロには打ちづらいのでしょう。
国歌「独唱」はさだまさしさん、始球式は青木宣親大選手、八回には六大応援団がライト側へ、スワロ私設応援団がレフト側に乱入して楽しかった。
ちなみにこの試合は観タマ的には大学ではなくプロ観戦ノルマ算入試合になりますので、これでプロの試合観戦154試合となって昨年に並んだ。
さだまさしさんが歌う直前。六大学の応援団旗がはためき、両チームの監督・選手らがホームベース近くに整列中。
これは法政のチアーかな。
楽しくやっているうちにまた試合終了間近には今日も寒くなってきました。はやく春が来ないかなあ。

平成28年11月11日(金)  表紙へ
1902(1856)〜2236  東京ドーム球場
侍ジャパン強化試合 侍ジャパン対メキシコ代表戦
ジャパン  111 020 312  11
メキシコ  010 200 100   4
PF チュワン  1B ルイザ  2B チャン  3B ブラックリー

侍ジャパンは綽名だと思っていたが、数年前から正式なチーム名になったらしい。なんとなく茶番っぽい名前である。
茶番といえば今日のジャパンの先発バッテリーはあの「佐賀北対広陵」の決勝戦の時の広陵バッテリー(野村・小林)であった。あまり息が合わなかったみたいで四回までに3ホーマー食らって3失点でバッテリーごと交代になりました。
メキシコバッテリーは主審のちゅわんさんと息が合わなったのでしょう、被安打13もさることながら与四球12はツラかった。そのうち二つは敬遠四球。メキシカンリーグは二死二塁だと敬遠するのがデフォなのかと思った。あと、外野がすごく前に守っている(どうもアウトカウントや走者の状況ではなく打者ごとにかえているようである)のが気になった。実際、秋山にふつうに左飛かな、というのを打たれて左越二塁打になっている。
なお、この試合はプロ観戦のノルマに算入されるのでプロ観タマは年間新記録となった。
野村・小林バッテリー。小林は盗塁刺もあり素晴らしいのですが、野村がサインに首を振ることも多く息は合っているとは言い難かった。
こちらは楽天・嶋捕手と楽天にいたアマダー。野村・小林バッテリーからはホームラン打ったが、嶋に小さく挨拶していたこの打席は凡退。
試合終了後の握手中。国際試合はこれがいいですよね。

平成28年11月12日(土)  表紙へ
1346(1326)〜1604  明治神宮外苑野球場
第四十七回明治神宮野球大会第一回戦 東海大学北海道キャンパス対日本文理大学戦
東海大  101 001 000   3
文理大  000 010 001   2
PF 熊倉  1B 萩原  2B 高橋  3B 弓桁

神宮大会にまいりました。日が当たっていたので暖かかった。シウマイ弁当食いたかったが神宮球場内の崎陽軒は今日は店じまいで、球場うどん食った。うまかった。
文理大は一回表先頭打者の打球が投手に命中(中前打)して投手交代し、そのあとかなり苦しい継投になったが、なんとかピンチを毎回最少失点で抑えたが、攻撃面ではインタフェアーで併殺とられたり犠打失敗も多く流れをいまいちつかみきれなかったが最終回一点返してなお二死一二塁まで攻め、三番高橋の三ゴロが内野安打になった―――が、二走・犬塚が一気にホームに突入してタッチアウト、試合終了。
オモシロかった。
昼間は(一塁側は)こんなに暖かかったんです。一番日当たりのいい外野は空けてくれないなれども。東海大北海道、この5人組の応援がオモシロかった。機会があったら観に行ってやってください。

1636〜1911  明治神宮外苑野球場
第四十七回明治神宮野球大会第一回戦 環太平洋大学対大阪体育大学戦
環太大  000 010 010 12   5
大体大  002 000 000 10   3
PF 松川  1B 元雄  2B 福寿  3B 中野

第四試合は日がかげってきて寒かった。しかしガマンした。
大体大は楽天4位指名の菅原、環太平洋も好投手・和田(去年も見たなあ)の投げ合い(二人とも最後まで投げた)でなかなかすばらしかったが、環太平洋がじわじわと攻めて、八回三番浅野のタイムリー2ベースで同点、タイブレークの10回は古賀の犠飛、11回は押部のタイムリーで得点、大体大は10回、青木の安打で同点にしたあとも一死満塁だったが後続なく、11回は二者凡打に抑えられて試合終了。なおいろいろあって今年から環太平洋に編入された野村颯内野手は5打数1安打だが、守備でいい動きを見せていた。おやじ(野村謙二郎)より堂林の左版に見えてしかたない。
第二試合はどうせ日当たり悪いのでネット裏近くに寄ってまいりました。寒かったけどがんばって観ているみなさん。

平成28年11月13日(日)  表紙へ
1051(1140)〜1239  明治神宮外苑野球場
第四十七回明治神宮野球大会第一回戦(高校の部) 履正社高校対福井工業大学福井高校戦
履正社  000 211 000   4
福井高  020 010 000   3
PF 星  1B 齋藤  2B 石川  3B 川上

今日は今年の観タマのおそらく最後の日である。根性入れてがんばります。
午前中はYT氏と合流し、シウマイ弁当食いながら高校生を観戦。途中登板で履正社の竹田くんを見ましたが、いいカラダしてますね。福井も10安打打ってすばらしかったが、5回6回に長打の出た履正社の方が勝った。
高校生の部をやっている午前中は三塁側にも日が当たっている明るい世界である。空もまぶしいぜ。若者たちの姿のように。

1316〜1601  明治神宮外苑野球場
第四十七回明治神宮野球大会第一回戦 明治大学対関西大学戦
明治大  103 000 000   4
関西大  000 000 100   1
PF 菊地  1B 鈴木隆  2B 佐伯  3B 熊倉

明治は三回に佐野の2ランに相手の失策に乗じてもう一点とった。関西の雄・カイザー関西大も相当いい選手がそろっている(四番の安井や捕手の久米などすばらしい)のだが、柳→齋藤→星とつながれて(齋藤から取った)一点に終わった。
関西大の応援に巻き込まれ、チアーのおねいさんにフェイス・ペインティングもしていただき、応援してしまう。
こんなスティックをぽんぽこする。もちろん一塁側のみんな。上の方に行っても逃げ場はない。だが負けた。そして日も暮れてまいりました。

1634〜1848  明治神宮外苑野球場
第四十七回明治神宮野球大会第一回戦 上武大学対名城大学戦
上武大  100 001 000    2
名城大  001 000 000    1
PF 冨澤  1B 石川  2B 船山  3B 綿貫

試合開始前に球場内のラーメン食った。あまり量は多くないのだが、結局そのあと特に何も食っていないのに体重1キロ増。どうしてこんな目に遇わされるのだろうか。
上武・山下→宮川哲、名城・栗林のすばらしい投げ合いになりました。名城の六回裏一死一二塁でショート小豆沢が三遊間のライナーをよく捕って、二走戻れず併殺にしたのが大きかった。三回も小豆沢の失策で失点している形になっているのですが、三遊間のゴロをよく追いついて、サードに送球して二走をアウトにしようとして、サードが捕れなったもの。実質はサードのミスだと思われます。
日当たりを気にしなくていいのでネット裏へ。ファウルボールも飛んできました。記念撮影して係のひとに返す。
寒いのに熱心なひとたちもいるものだ。日曜日の夕方、暖かい家に帰ってサザエとか見なくていいのか。
明日はスーパームーン満月だそうです。今日の月もまるまると肥っていた。

1803(1930)〜2221  東京ドーム球場
侍ジャパン強化試合 侍ジャパン対オランダ代表戦
JPA
  010 100 600 4   12
NED
  220 130 000 2   10
PF チャン  1B ブラックリー  2B ロペス  3B ソト

最後は東京ドームへ。ご覧のようにおそろしくオモシロいゲームでしたが、4時間ゲームになったので、明日のある社会人としては困った。
七回、代打・大谷の打球、高めの玉をボカンと叩いたら、ライトに飛んで、判定ホームラン。しかしすぐに判定直ってエンタイトル2ベース。わけのわからぬ弾道であった。そこから一気に同点になり、タイブレークルールに入った10回表に鈴木誠が満塁ホームラン打って試合決めた。これからは大谷・鈴木世代の時代になるのだろうか。オランダ人が何人か試合終了後、大谷のところに寄って行って抱き着いたりしていた。
一瞬無観客試合かと思わせる客の入り。10回表、満塁で打者鈴木。この次のタマをホームラン打つ直前のショットである。
ヒーローインタビュー中の鈴木誠。それにしてもオランダは一線級ではないと言われ(ファンミルとかいた)、この相手に二試合ともタイブレークで辛勝とは如何なものか、というひともいるが、打線は問題無いので、バッテリーの問題だと思われる。
東京ドーム先生。今年もいろいろ世話になりました。

平成28年11月16日(水)  表紙へ
1202(1314)〜1418  明治神宮外苑野球場
第四十七回明治神宮野球大会第決勝戦 桜美林大学対明治大学戦
桜美大  200 000 000   2
明治大  000 040 01X   5
PF 座間  1B 鈴木孝  2B 秋山  3B 宇佐美

昼間から見た。(実際には見ていないのかも知れません。証拠はないのだ。)
桜美林は初回柳から2点とった(らしい)のですが、その後追加点ならず(五回からは星が登板)、明治は五回に佐々木からきっきに4点。佐々木はマメがつぶれたかなにかしたのだろう、ストライクが入らなくなり、カウントを取りに来て痛打された。八回には星が三人目邑楽から左越えホームラン。
試合終了後、表彰式までの間のインタビューで柳が盛大に泣いていて、「このチームでやれないことが悲しい」ということだったが、集まり散じて人変わるのが常であるのだ。相手もいることであるから、泣いてはいけないと思った。
なにかの表彰式のようだが・・・こんなモノは証拠にはならんぞ。

次へ