肝冷斎観タマ記27−10(平成27年10月2日〜)  表紙へ戻る  観タマ記27−09に戻る

セントラルにつば九郎の時代が来ようとは。

平成27年10月2日(金) 表紙へ
1830(1957)〜2154  QVCマリンフィールド
パシフィック・リーグ 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北  102 010 000    4
千葉  010 000 020    3
PF 山路  1B 石山  2B 佐々木  3B 津川

昨日の中止で今日9時から販売となった神宮のチケットを手に入れてスワロ胴上げ試合を観る!・・・というような強い意志はないので、幕張に流れていきました。またシウマイ弁当食った。マリンはあと4試合だか5試合のうちに2勝すれば3位になるんだっけかな?とりあえず今日は勝てず。「まだ大丈夫だ」と思っているうちにガチガチになってきますからね。八回一点差になってなお二死一二塁のチャンスでしたが福浦遊ゴロ。流れ的にはその前のデスパイネの併殺打が痛かったのでしょう。明日勝てないと精神的にさらに追い込まれていくんでしょうなあ(←他人事)。
試合終了後、海浜幕張の駅に歩く途中でスワロサヨナラ優勝の速報入る。ために「おお」と呟いたほとんど同時にまわり歩いているひとびとのあちこちから「ああ」とか「うう」とかの声が聴こえた。みんな同じように生きているんだなあ、おいらたちは。あめんぼやおけらのように。
夜の幕張人民球場。

平成27年10月3日(土) 表紙へ
狛江市で「鹿屋かんぱちつかみどり大会」というのがあったので、鹿屋市のひとに紹介されて行ってきました。
思ったより人がいました。鹿屋漁協の珍しい「カンパチ大漁旗」もお目見え。(ふつうはタイ)
そのあとで、マリンへ。東京横断。
1400(1403)〜1635  QVCマリンフィールド
パシフィック・リーグ 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北  000 000 000    0
千葉  000 000 02X    2
PF 石山  1B 村山  2B 津川  3B 西本

マリン大嶺祐、イーグル森の先発で、ともに七回まで無失点。すばらしかった。初回、デスパイネが石山主審になんか文句を言っていたが次打者・福浦が押しのけてベンチに返してことなきを得ていた。先発が下りたあとの八回、マリン大谷は被安打1無失点に抑えたが、イーグル・クルーズは満塁のピンチを招き、二死はとったものの、そこから鈴木大地につうこんの押し出し四球。さらに中村の三ゴロをサード・ウィーラーがつうこんの失策をして2失点。これが決勝点になりました。マリンはあと一勝で三位確定。
ちなみに明るい空の下、二回表二死二塁からのフェルナンドの中堅への大きな飛球を、伊志嶺が背走してぎりぎり捕球。すばらしかったです。大嶺とか伊志嶺とか活躍してくれると関係者としてはうれしいものである。楽天・伊志嶺も1安打で九回までマスクをかぶっていたので善しとする。
秋空の下のマリンズフィールド。空は、我が心のごとく、「数点しか」曇りなし。そして暮れてゆく。

平成27年10月4日(日) 表紙へ
1300(1310)〜1620  QVCマリンフィールド
パシフィック・リーグ 千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ戦
北海  021 000 000    3
千葉  013 001 00X    5
PF 佐々木  1B津川  2B 西本  3B 山路

三回裏、福浦、サブローの連続タイムリーでマリン見事逆転、したのですが、まさかそのまま勝つとは思わなかった。ハムは四回に先頭市川が中前打したが続く西川のバントが投手・藤岡の正面へのゴロになって二塁封殺、の後、とうとう九回表にレアーズが先頭で右前打するまで一人もランナー出せなかったのである。
これでマリンのCS進出が決定した。

さて、明日所用のあるため、本日にて今年のNPB公式戦の観タマは終了。今日が150試合目、と思ったがよく数えると151試合目であった。一民間人としてはたいへんがんばった数字である、と思うが、なお不惜身命で精進してまいりたい。

 遠い記憶を求めて海べをさまようぜ。

平成27年10月10日(土) 表紙へ
1230(1245)〜1521  日南市天福球場
フェニックス・リーグ 横浜DeNAベイスターズ対廣島東洋カープ戦
廣島  000 000 110    2
横浜  000 101 000    2
PF 不明  1B 不明  3B 不明

はるばる来たぜフェニックス。両チームともクライマックスと関係がないので一軍的選手が参加しており、今日はベイスの先発・三島、乙坂がよかったです。
なお、七回裏一死無走者で投手・九里に対して代打・嶺井。一昨年の亜細亜大日本一のときのバッテリー対決である。こんなのフェニックスでしかありえない。結果は三振で九里の勝ち。
はるばる来たぜ、天福。
まずは主食のしうまい弁当(羽田から持ち込み)を。
曇っているけど、さすがにジリジリと暑い。投手・中村祐。はじめて見たが、肘・手首の使い方のおもしろい投手である。
九里・嶺井の勝負。二人とも意識しているが意識をしてないように見せようとしている、のがありあり。

平成27年10月11日(日) 表紙へ
1230(1241)〜1523  日南市天福球場
フェニックス・リーグ 廣島東洋カープ対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉  101 000 000    2
廣島  001 021 00X    4
PF 不明  1B 不明  3B 不明

昨夜は宮崎市内に戻って宿泊したが、ベイスの選手と同宿になってしまった。カプセルみたいなところに泊まっててご苦労なことである。
さて今日は廣島・塹江、マリン・二木の若いもん同士の投げ合いでしたが、塹江は夏にナゴヤでみたウエスタン初登板のときにはワクワクしたが、今日はタマがばらけて、クライマックスに人材が行ってしまっているので、真正二軍で構成されたマリン打線に五回2失点で、ちょっと苦しそうでした。そのあと2回投げた辻空や力あった。一方、二木は人材が不足しているからであろう8回まで完投。七回無死満塁を廣島の拙攻でゼロに抑えるなどしたが11安打4失点。マリン遊撃・細谷の守備は、広島のクワ原と比べるとかなりプロっぽい。
また来ました。焼きそば、フランク、フライドポテト食う。
鈴木誠也。この直後に逆転二点タイムリー。さすが一軍的選手。

平成27年10月12日(日) 表紙へ
1229(1230)〜1525  日南市天福球場
フェニックス・リーグ 東北楽天ゴールデンイーグルス対廣島東洋カープ戦
廣島  201 001 003    7
東北  010 001 000    2
PF 大和  1B 不明  3B 山村?

今日は西武のやつらと同宿。プリンスホテルだからほんとに西武の若手は(この点は)めぐまれている。
さて、廣島は野間、鈴木誠、會澤など一軍的な選手がよく打った。東北も内田がホームランを含む3安打とよく打っていた。暑かった。三日続けて天福名物のおばちゃんのやたらしょっぱいフライドポテト食ったので、血圧とか尿酸値に影響あるか。広島、佐藤、藤井、九里のリリーフ陣が好調のもよう。堂林エラー。
今日もあちーかった。試合前のカープブルペン。投球練習中は戸田だが、やっぱりぱっとせず。
さらば、天福。さらば、ボールちゃんたち。せっかく仲良しになれたのに、いつかは別れのサダメ・・・。

さてさて、明日は平日である。もしかしたら今日中に南関東に帰らねばならないのか。
おまけ。さらば、青島。

平成27年10月17日(土) 表紙へ
1333(1356)〜1634  明治神宮外苑野球場
東京六大学リーグ 明治大学対慶應義塾大学戦
慶應  012 100 100    5
明治  000 300 000    3
PF 山下  1B 青木  2B 元雄  3B 安

野球観たいんや! と彷徨い歩いているうちに神宮球場に行きついてしまいました。まず10月1日の阪神戦の払い戻しをしようとしたが、「2週間以内」だったそうで、まあ1,100円だし優勝ご祝儀でいいか、と思ったのですが、窓口のコに紹介されるまま球団事務所に行ってみたら、快く払い戻してくれました。窓口で「弁護士にも了解いただいております」とすごむDeNA球団とは違い、ヤクルト球団ありがたや。
外野席券買って外野席へ。

現在勝ち点3同士で優勝を争う両大学、序盤は明治の柳が打ち込まれて一方的な展開になり・・・かけましたが、四回明治・佐野恵の右越3ランで一気に緊張感あふれるゲームとなったが、慶應は六回から(卑怯にも)防御率0点台のエース加藤拓を投入してきて、相変わらず球数は多いが150キロ超の速球を中心に4回被安打1無失点で交代了。で、先勝しました。中盤までにリードされないようにしないと明日も出てきまっせ。
先日の試合で高田繁氏の通算安打記録を五十年ぶりぐらいに書き換えた明治の中堅・燻Rが見たかったのですが、3ランを引き出す二塁打、守備の動きの良さなど、からだもでかいし、これはいいタマだ、と思いましたね。タイプはホークスの柳田に似ているのだと思いますね。左打者ですが今日は速い打球が全部左へ飛んでいた。慶應の外野がそれに合わせたシフトを敷いていたので(でなければ加藤と対決した第三打席(左飛)第四打席(中飛)、いずれも左中間抜けていてもおかしくないあたりであった)、タマタマではないのしょう。
試合終了とほとんど同時に併用のプロの試合(スワ・ジャイのクライマックス)の開門となったので、スワロサポのあほどもがニヤニヤしながら入場してくるのと交代で外へ出されたのであった。
夜のチケとれるような甲斐性といいますか、権力とかあればなあ・・・。

平成27年10月18日(日) 表紙へ
1030(1154)〜1256  昭島市民球場
首都大学野球リーグ 東京経済大学対大東文化大学戦
大東  020 000 010    3
東経  020 100 10X    4
PF 加藤  1B 齋藤  2B 國井  3B 山下

はるばる来ました昭島市民球場。
入場料は一日1,000円。ガイドブックが400円。
青梅の方なので寒いのではないかと思って重ね着して行ったが暑かった。しうまい弁当食いたかったが新宿駅で発見できなかったので今日はたいめし弁当食った。うまかった。試合は大東大が追い上げて、八回は一点とってなお二死一二塁、九回も二死一二塁にしたが、東経大のクローザー浅野が自作自演で抑えこんだ。
たいめし弁当の紙。小田原の弁当らしいがまあよかろう。
青春が痛いぐらいすぐ傍にあった。後ろでは先輩と三年生が就活ばなしなどしていた。

1328〜1537  昭島市民球場
首都大学野球リーグ 日本体育大学対城西大学戦
城西  000 000 000    0
日体  020 000 00X    2
PF 浅野  1B 國井  2B 齋藤  3B 後町

午後は外野芝生席へ行ってみた。ここでゴロゴロしながら観戦!このまま死にたい!ぐらいシアワセ。
首都大学リーグはすでに東海大の優勝が決まっておりますが、二位三位を筑波大と日体大が争っているので、ひらつかスタジアムで帝京=筑波戦が気になるところであったが、三回ごろにはサヨナラで帝京が勝ったとの場内放送が流れた。これで明日勝てば二位確保のはず。
という大切な試合は、一年生の松本が先発し、結局5安打で完投シャットアウト。無四球がよかったですね。日体大はランナーは出すのだが得点は二回裏の九番・冨里の2ランのみ。冨里は今日は4−3で大当たりでしたが、一番・山中が4−0なので出塁が生かされなかった。
ちなみに城西の最後の打者の代打・萩元くんの応援がキューティ・ハニーで、それはいいのだが、最後に「ハギー・フラッシュ!」はおかしかった。
どこも応援には工夫を凝らしていましたが、やはり日体大のチアーはすばらしかったですね。おいらはチアー系の野球マニアではないのだが。

終了後、国営昭和記念公園を彷徨い歩いて立川駅から帰ってきました。ああ、明日はまた平日か・・・。
また明日が来てしまうのか・・・。

平成27年10月24日(土) 表紙へ
1450(1455)〜1636  埼玉県営大宮球場
女子野球ジャパンカップ 花咲徳栄高等学校対兵庫ディオーネ戦
兵庫D  201 603X   12
徳栄    000 100     1 (規定により6回コールド)
PF 粟村  1B 三浦  2B 大西  3B 新野

おにゃのこ野球を追っかけて大宮へ。兵庫16安打で高校生粉砕。兵庫の先発・宮原は120キロ代のすばらしいタマを投げる投手(ほんとにいい尻してるぜ)ですが、なかなか完封は難しいですね。今年限りでの引退を表明した中心選手の小久保が指名代打の代打で登場して2打席あったが三振・二ゴロに終わった。
到着。
兵庫Dの四番大山。今シーズン四割打ったはず(今日も高校生から5−3)。
夕暮れが早い。カラスも「帰ろうではないか、帰ろうではないか」と泣き叫んでいた。

1720〜1844  埼玉県営大宮球場
女子野球ジャパンカップ 京都フローラ対埼玉栄高等学校戦
埼玉栄  010 000 0   1
京都F   000 200 X   2 
PF 大西  1B 新野  2B 駒塚  3B 永見

試合インターバルにロングポテトフライとか大宮駅で買ってきた弁当やらからあげやら川端友紀プロヂュースプリンなどをこれでもかこれでもかと食う。買ってしまったからしようがないのだ。結果、苦しいというより腹が割れるように痛い状態に。
食うたるもの(の一部)。
埼玉栄・清水投手の好投で京都になかなかヒットが出ず、ようやく四回3連打で勝ち越した。埼玉栄は四回は併殺、五回は二死一三塁から重盗を仕掛けて三塁ランナー挟殺、六回は二死一塁から走者二盗、まではよかったが三盗をしかけて盗塁死、七回も一死一塁から併殺で試合終了。やっぱりプロの方々は守備がしっかりしているのだ。
女子野球の生けるレジェンド小西みか(32)たん。今日は投手清水の前にさっぱりでしたが。さあ最終回。
ファウルボールを記念撮影(このあと取り上げられた)。若いムスメが握っていたタマなのだ。ハアハア(*´Д`)

平成27年10月25日(日) 表紙へ
1400(1323)〜1529  埼玉県営大宮球場
女子野球ジャパンカップ 兵庫ディオーネ対埼玉アストレイア戦
埼玉A  000 000 0   0
兵庫D  120 000 X   3
PF 新野  1B 前島  2B 駒塚  3B 永見

決勝戦です。
今日は池袋でシウマイ弁当を入手したので、これ以外食べるまい、と思ったがなぜかサンドイッチと焼きそばを食べてしまう。苦しい。
午前中の準決勝で高校生相手にコールドで勝った埼玉と、京都と4−4の同点抽選で勝ち上がった兵庫の試合でしたが、埼玉先発の磯崎が1回2回で5安打とつかまり、2回途中からは渚やら太田やら出てきて抑えたが、兵庫の宮原を打ち崩せず(四回先頭の川端三塁打から無得点は痛かったですね)、結局零封されて試合終了。
碇カントクと小久保主将の胴上げを見て帰ってきました。
主食のシウマイ弁当食いながら試合開始を待つ。それにしても、なぜこれだけで我慢できなかったのか。自責の念に堪えないところである。
試合開始。
アストレイアの川端友。ガタイもいいしスイングが速いんです。去年はもっと兄貴(スワローズの首位打者とったやつ)にフォームがそっくりだったのだが、今年はちょっと変えたような感じ。
試合終了。左の輪になっているのがディオーネの方。
ホームベースあたりで勝利チームインタビューの間、午前中にくじ引きで負けた京都フローラの選手どもがもくもくとグランド整備を続けている。社会の厳しさが表現されている。

平成27年10月31日(土) 表紙へ
1304(1245)〜1602  明治神宮外苑野球場
東京六大学リーグ 慶應義塾大学対早稲田大学戦
早稲  000 002 000    2
慶應  000 000 001    1
PF 小山  1B 山口  2B 深沢  3B 青木

早いもので秋も深まり、もう早慶戦ですなあ(東六リーグは先攻チームを先に呼ぶ慣習らしいので、今日は早慶戦でいいんです。明日は慶早戦(←どちらも一発変換!))。
学生席後ろの看板、むかしはフクちゃんとミッキーマ○スだったが、著○権でまずいことになって、今は慶應が変な一角獣みたいなやつで早稲田がライオンになっているのである。
投手戦にみえますが、確かに早稲田5安打、慶應6安打(うち一本が九回裏代打・岩見の左越ホームラン)なんですが、早稲田8四球、慶應7四死球なんです。三者凡退は早稲田五回、九回、慶應三回の3回のみ。慶應に2失策もあり。六回の2失点につながって、残念でしたね。
始球式に慶應OB志村出てきて懐かしかった。懐かしいというほど昔でもないか。おれにとっては。
寒々とはじまる。ニンゲンとしてあり得るのか、というぐらいの贅沢な昼飯を食う。
試合終了ごろには空に光あふれてきた。わが人生もこれより晴れ渡らんことを祈れども。
ということで10月もおしまい。さすがにもう観タマのタマも尽きてきた・・・と思いませんか?

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